これが俺の愛し方 ページ22
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首元に触れると擦れる金属音。
Aはどんな気持ちで2枚のドッグタグをつけてくれてたんだろうか。
怒ってもいいはずなのに、記憶がない俺を一度も責めたりしなかったな。
ベッドに寝転んでぼーっと天井を見つめてると控えめにドアがノックされた。顔を出したのはいつになく真剣な顔の陸さん。
「……健太、俺やっぱり納得いかねぇわ。ずっと考えてた。Aのためにはこれが一番だって、ずっとそう言い聞かせてきた。でも俺の前でも平気でいちゃついたりさ、あんなにウザかったはずなのに…。お前らが一緒に居ないと楽しくねぇんだよ」
「陸さんが納得いかなくても俺は納得してっから…」
陸さんは力強く拳を握り締めると俺の胸倉を掴んだ。
「…っ、壱馬と付き合ってんだぞ！それでもいいのかよ！」
俺らのやり取りを黙って見ていたやましょーに視線を向けると乱暴に頭を掻いた。
「……今日Aに電話したとき聞いたよ。…Aは健太が記憶戻ってんのに迎えに来てくれないことがショックだったんだよ。A、ずっと待ってたんだよ。…なぁ、健太がここまてしてることって意味あんの？壱馬と付き合ってるってことはまた同じ目に遭うかもしれないんだぞ？それだと健太がAを守った意味ねぇだろ。やっぱり―――」
「やましょー、余計なこと考えんな。アイツはもう俺らに絶対手は出さない。Aにも壱馬にも、アンバーのヤツら全員に手は出さないって約束させたから」
誰に何と言われようと、これが俺の守り方だ。
俺はAの笑った顔が好きだから。たとえ、俺がその笑顔をそばで見られなくても。それでもいい。
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Lala(プロフ) - タムさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。労いの言葉もありがとうございます。タムさんも書き手でいらっしゃったんですね！タムさんのコメントのおかげで執筆意欲が上がっていたのでこちらこそ感謝を伝えたいです。ありがとうございました！ (2022年3月10日 11時) (
レス) id: 7b2010937b (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - Megさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます。幸せだと言って下さると執筆してよかったなと改めて思います。Megさんの更新にたくさん励まされ勝手に勇気をいただいてました。これからもともに頑張りましょうね！またお話読みに行きます♪ (2022年3月10日 11時) (レス) id: 7b2010937b (このIDを非表示/違反報告)
タム(プロフ) - 完結おめでとうございます💐そしてお疲れ様でした☺️私も書き手の時期があったので、最後まで書き続けることの大変さを知っています。だからこそ感謝の気持ちでいっぱいです😢Lalaさんとこの作品に出会えて幸せです💭♡ (2022年3月9日 1時) (レス) id: 2c73cc4c7d (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ぬぁ😭やっぱりこの作品好きです！！幸せな時間をありがとうございました！！番外編も楽しみに待っています✨ (2022年3月8日 22時) (レス) @page45 id: cd0d8bd3ad (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - タムさん» コメントありがとうございます！今夜更新分で全ての理由が明らかになりますのでお楽しみに🌟ぜひこのお話の結末を見届けてください🙏🏻毎回コメントありがとうございます🥺 (2022年3月8日 21時) (レス) id: b9d8b91003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lala | 作成日時：2021年11月2日 17時
