八話 ページ12
凪君はLI〇Eとかを使わずにメールで私とやり取りをしている。
最近友達に「古い」とキッパリ言われたようで某メッセージアプリを入れるか悩んでいた。
入れたはいいけど私には何時までもメールを使っている。
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from 凪君
to A
Aごめん！
入学式の片付け入っちゃって、一緒に帰れそうにないや。
友達、出来たっぽいね(ノ´∀｀*)
ちらっと見たとき隣の女の子？と楽しそうにしてたから。
出来たらその子と帰ったりしてほしいな。
母さん達は今日遅くなるらしいし、ちょっとぐらい遊びに行ったりしてみるのも有りかも。
約束破ってごめんね。
楽しんできてね( *・ω・)ノ
=========
「それ、Aの兄ちゃん？」
『あ、うん。忙しくなっちゃったみたいで』
携帯の画面に表示されていたメッセージを盗み見たのか、チーノが聞いてくる。
ショッピは電話をしている様で廊下で誰かと話していた。
「じゃあ.....」
『私も一緒に行って、いい？』
「！おんっ、ええで！」
私の返答に、チーノの周辺が花が咲いた様に明るくなった。
何だか犬みたいで可愛い。
思わず延びていた手を引っ込め後ろに隠した。
いけないいけない、男の人の頭をそんな軽々しく触っちゃ駄目だ。
「チーノさん、先輩達も来るそうです」
「あ、そうなん？」
丁度電話から戻ってきたショッピが第一声にそう言った。
先輩？
「A、先輩っちゅうか知り合いも来んねんけどいっすか？男しかおらんけど」
『私は全然構わないよ。』
正直ここまで来たら予想はつく。
あの人達が来るんだろう。唾を呑み込む音がやけに大きく聞こえる。
凪君達三年は入学式の片付けがあるから来るとしても二年生。
誰がいるんだろうか。
「よし、ならまずは昼飯食い行こう！
Aも、ほら」
『う、うん』
チーノに先導され私も歩き出した。
何気に友達と遊ぶことは無かったから好奇心が膨らむ。
さあ、何をして遊ぼうか。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「なあA、Aの兄ちゃん女の子と楽しそうにしてたって書いてへんかった？」
『そう。
でも私、今日同性と話してないんだよね』
「....もしかして、ショッピのこと女やと思っとるんちゃう？」
『あっ』
「二人ともどうしたんすか？コソコソして」
「『ｲﾔｧ？』」
「声裏返ってますよ」
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お星 - うわーすごいいい話じゃないですかぁ（泣）体に気をつけながら頑張ってください''い''（泣いています） (2020年7月19日 21時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
雨桷(プロフ) - あああ泣かないで下さい（泣）過去編が上手くまとめられなくてどうしようと思ってたのですがそう言ってくれる方がいて嬉しいです( ；∀；)これからも頑張ります！ (2020年4月30日 19時) (レス) id: 74dfe25e8a (このIDを非表示/違反報告)
あんり - う゛う゛う゛(泣)感動しました...過去編とかまーじで涙腺ガバガバでしたわ...更新無理せず頑張ってください！ (2020年4月30日 9時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
雨桷(プロフ) - 眠い日とさん» コメントありがとうございます！全部が好きなんて嬉しいお言葉で照れますね！影の藻って、マニアックな場所にお隠れになっているようなので私も今からそちらに走っていきますので少々お待ちを！ (2020年4月28日 9時) (レス) id: 74dfe25e8a (このIDを非表示/違反報告)
眠い日と - コメント失礼しますこの作品すごく面白いですね！語彙力がないんで細かく言えないですが、全部が好きです！これからも無理せず頑張って下さい！自分は影の藻から応援してますので！ (2020年4月27日 22時) (レス) id: 135cca5399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨桷 | 作成日時：2020年3月31日 11時
