そんなこと言われても。【w.r.w.r.d】

006『少しは考えていたらしいです』 ページ10

.
.
.

あーもう、すぐに意見変えるやんお前(私)……

ほんとすみません、「作者より」残します。
消すって書いていたのにほんと申し訳ない……

.
.
.

……色々と憂鬱すぎる。

あぁそうそう、ちなみに私のクラスは1-2だった。
……何故か生徒会のお2人さんと同じクラス。

そんでね、驚いた顔でこっち見てんのよお2人。

あはは、ほんと見てて面白いわ……傍から見たら真顔だろうけど。



syp「……チー、ノさん。あれ、って」

cn「はっ、……話しかけに、行きます……？」



……いや、普通に聞こえてますけど？

何、まさかわざと聞こえるように話してんの？

もしかしたらあっちから話しかけてきてくれるんじゃ、的な感じで？

……いや……流石にそれはないよな、言い過ぎか。



syp「……話しかけても、いいんすかね？ 俺らが……」

cn「……それは、わからないですけど……」

syp「勝手に決めつけて……なのに今更……！」



……後輩君達は案外考えていてくれたらしいね。

でもその話は別なとこでやってくれないかな。

周りの生徒、こぞって聞き耳立てて聞いてんだよねー。

女子なんて鬼みたいな顔してて恐いんだけど、ほんとにさ。

……ここであの2人に話しかけられたら私、多分女子共の嫉妬の的になりそうだ。

うん、多分だけど物事をよく考えない馬鹿しかいねぇだろうし。

とか思っていた間に、担任の先生が来た。



ni「……えー、1年間君達のクラスの担任を務めさせて頂きます、兄さんです。宜しくね」



なんかざわついてる。

……あぁ、そりゃあ「兄さんです」って唐突に言われても困るよな、その気持ちはわかる。



「あの人が担任ですって！？」

「兄さんってイケメンじゃない！？」

「ほんとの兄みたいな安心感ある！」



……うん、違ったみたいだわ。

どうやら女子は担任までイケメンとか最高、男子はなんとなく安心できる兄、と感じているらしい。

……あ、名前に関しては突っ込まんのねわかった。





そして、数分後。

私にとっては地獄でしかない自己紹介タイムが始まってしまった……

.
.
.

007『いえ、一切関係ありませんが』→←作者より（読まなくても大丈夫です）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す