手下との日常…？ (ページ19)

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小さい彼ページ19

A『あー！可愛い～』

リクルーティングが始まる前の少しの自由時間。
私はゲストさんの持っている物に気づいてはしゃいでいた。

ジャ「何か見つけたの？」

A『あ、本物が来た。』

私が見ていたのはジャックハートのお人形さん。
ジャケットからハットまで、よくできてる…

ジャ「へぇ。僕がいる。」

A『そうなの！可愛いなぁと思って。いいなぁ…』

ジャ「欲しいの？」

A『うん。毎日撫でたいくらいかわi…』

言いかけて、ジャックの視線に気づく。
彼を見上げると、ちょっと拗ねたような顔をしていて、

ジャ「…ここに本物がいるのに？」

思わず可愛いと思ってしまった。いやそれより機嫌直さないと…

A『…』ﾅﾃﾞ

ジャ「な、なんだよ。そんな小さい子をあやすみたいに撫でたって、嬉しくないからな！」

そっぽを向いて他のメンズ達のところへ行ってしまった。
どうやら機嫌は直らなかったみたい。
でも心做しか、耳が赤くなっていたような…？

「…やっぱりおふたりはそうゆう…」

A『え？…あ！違う、違いますよ！』

そうだ、リクルーティング中だった…
もう、ジャックがらしくないこと言うから！
それに、そんなに拗ねることでもなかったと思うけど…

でも大丈夫だよ。
いくら可愛いお人形でも、本物には敵わないから。