ep.152 ページ3
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何かあったら困るから、と女性のスタッフさんが部屋に来てくれた。何も食べれない私に色々作ってくれたけど、どれも全部受けつけなくて申し訳なくてまた泣いた
「いいのよRou、私は気にしないわ、ゆっくりいきましょ」
「っ、ごめ、なさ…!」
こんなにも弱かったんだ、私は…
その事実にもまた悲しくなる
携帯はそのスタッフさんに預かって貰うようにしていた。余計な情報を目に入れないようにと配慮してくれて
ひっきりなしに携帯の通知が鳴ってたのだけどスタッフさんは通知音を切ってくれたおかげで少し気が休まった
ソファーにだらりと横になり、目を閉じてテヒョンオッパとよく聞いていた音楽を流す
ジャズ、クラシック…たまにオッパが変顔してたっけ…
ゆっくり脳内で再生される楽しい記憶。
すると「あら」と声が聞こえて振り返ると絶妙に顔を歪めて「ジョングクくんからカトクよ」と携帯を見せた
＿＿＿＿ジョングクさんから…っ
紙には「会いたい」と書いてくれてたけど、実際女のコだとバレてどう思っただろうって不安。
女のコとしての私として会話するのも初めてだし、どうしよ、どうしよ、
あの人しつこい人は嫌いだし、いつも可愛くって綺麗な女性に慣れてるからこんなナリした女のコなんて呆れられてるかもしれない…!
「……ぁ、う…」
見せてください、とおずおずとそれを手にする
“正直声聴いたら本気でライブ抜け出して会いに行きたくなりそうだからカトクにした”
「ど、な、え…っ」
叱りにでも来るのだろうか、いつまでもなよなよしてる私に腹立ててる…？
“最初は戸惑ったけど、俺としては可愛い後輩であることに変わりはないよ”
「…ヒョン」
“あとヒョン呼び無しね。これからはオッパだから”
「うぷ、！」
言ってしまった！
“俺は味方だから。それと、今までみたいには接してあげられない”
「え＿＿＿」
“弟は嫌だ。妹も嫌。言いたいことわかった？てかわかってよね”
「え、え？？」
ど、どういう…っ!?
“前にしたキスのこと。あれ本気だから。”
「！」
ぼふん、と顔が赤くなる
じ、自意識過剰でなければこれは、その、あの、そーいうことですよね…!?//
「…ひぇ……//」
ぱたん、と横になるとスタッフさんが近寄ってきて「大丈夫!?」と心配された
「あ、あは、…大丈夫ﾃﾞｽ…」
そこでぷつんと終わったカトクに言い逃げ感と俺様感がして、ジョングクさん、改めてジョングクオッパらしいと思ったのもまた事実
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mila.(プロフ) - モモさん» モモさん、コメントありがとうございます。Rouちゃんの可愛さや愛らしさが伝わっていたら嬉しいです、！今後も楽しみにしてもらえるように頑張りますね！ (2020年4月14日 10時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - はじめまして、いつも楽しく拝読させていただいています。なんといってもrouちゃんの独特な雰囲気が好きです。これからも陰ながら応援しています。 (2020年4月10日 3時) (レス) id: 34ce0c79e8 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、初コメありがとうございます！とっても嬉しいです。気に入ってもらえてるようでほっとしました笑 ぱるさんもお体にはお気をつけてください。いつも読んでくださりありがとうございます。これからも楽しみにしてもらえれば嬉しいです (2020年4月8日 10時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる(プロフ) - 本当に大好きなお話です！そしてこの感想が初めてになってしまい申し訳ないです...！お身体に気を付けてくださいね、これからも応援してます！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: 95d7d2a085 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - aさん» aさんありがとうございますー！名言？みたいなの、恥ずかしいです、、笑。でも楽しんでくれていたら嬉しいです！これからもゆるっとやっていくので気長にお付き合いください〜 (2020年3月27日 20時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2020年1月12日 18時
