ep.92 ページ43
.
ジョングクside
「ジョングギヒョン！！」
駆け寄ってくる姿にまるで犬だなと思って笑って、両手を広げたら勢いそのままに抱きついてきた
＿＿＿＿ほそ、ちっちゃ。
「ｯ、ヒョン！お久しぶりです！」
「ん、ちょっと太った？」
「え゛！アメリカで食べすぎたかな、…」
いつもみたいに僕がむにゅむにゅとほっぺを摘むとにまーっと口元を緩めた
「お前はちょっと太った方がいいよ。華奢すぎる。女の子じゃん」
「……だって、…でも、…う、」
「筋トレ一緒にする？」
「…丁重にお断りさせて頂きます、…！」
筋肉破壊されちゃう！と笑った
「いーんだよ。Rouちゃんはこのくらいがいーの。」
「わっ！」
僕ごとテヒョニヒョンが抱きついてきて
「ね、Rouちゃん」
「…う、//」
「ねえ、近い。ヒョン、俺が先にイチャイチャしてたんですけど」
「ねー、最近グガ僕とランデブーしてなくない？Rouちゃんとばっか、」
「…ヒョンのことも見てますよ。ちゃんと」
「いひ。おんぶ！」
「はいはい」
なんだ、てっきりRouのこと奪いにきたのかと思った
俺は笑ってヒョンを背中に乗せると、目の前のRouが目を爛々とさせて
「…最高、」と呟いた
「は？」
「こんな至近距離でお二人が愛を育んでるのを見れるとは思いませんでした、」
わぁ、と喜ぶRouに
「…だいじょうぶ？」「毒キノコでも食った？」と僕たちが口を揃えた
「ヤー！Rouくん！」
「あっ！ジンさん！ジンさぁん、ジンさん、ジンさん！」
Rouがジンさんを頼りにしてるのは、この前の事件以来業界では周知の事実となり
「タートルネック、すごくお似合いです…！」
「ヤー、チンチャ可愛いな、照れちゃうよ」
「あんま褒めなくていいぞ。Rou」
「ユンギー…」
一通り挨拶を終えると、また俺のとこ戻ってきて
「ヒョン、言えるかわからないから、先に言ってもいいですか？」
チラッと時計を見て、「番組終わって、お会いできるかわからないので」って俺の手を握った
にやけそうな顔を必死で堪える
「…なに？」
「お誕生日、おめでとうございます。産んでくださったお母様、お父様に感謝です。」
ふふ、と笑って首を傾ける
＿＿＿＿なに、それ…
「…ずる(笑)」
「へへ」
「…お前もでしょ。おめでとう、」
9月1日。この番組が終わって、帰る頃には日付が変わるだろうか
そんな日をRouと過ごせるなんて、最高だなって思って
あげたお揃いのピアスをゆっくり触った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2575人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mila.(プロフ) - 月のひかりさん» 他の作品でもコメントくださりましたよね、ありがとうございます、、！嬉しいです。気ままに更新頑張るので、楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2019年11月22日 23時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - りんかさん» りんかさん。コメントありがとうございます。返信遅れてごめんなさい、、とっても嬉しいです！誰と結ばれるのか、楽しみに待っててもらえると嬉しいです。続編に移行しましたので、今後もお付き合いくださると幸いです(^^) (2019年11月22日 23時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
月のひかり(プロフ) - あーーもう本当に大好きです、このお話！！！ (2019年11月20日 22時) (レス) id: 29553fe515 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 主人公はテヒョンと結ばれるのですかそれともそれとも、、うぅ、、続きが常にきになります！これからも楽しみにしています^_^mila.さんのペースで更新頑張ってください！ (2019年11月20日 21時) (レス) id: b1eff33979 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - めぐさん» めぐさん、ありがとうございます。とても嬉しいです。楽しみにいていただけるよう、更新頑張りますね！ (2019年11月20日 2時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mila.
| 作成日時：2019年11月1日 8時
