ep.87 ページ38
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…なんか息苦しい。重い。ええ、重くない?なんで?
くまモンいつからそんな太ったの?
不快感に目を開けると
「え、」
_____デジャヴ??
「…ジョングクさん…!!」
のしかかるように狭い簡易ベッドに乗っかって、足を絡められた上に、腕が腰に回ってる
「ひぇ、!」
身じろいだヒョンの手が無意識に腰を撫でるから、変。身体が反応する
「うぅ、どして、シュガさん、…シュガさん、どこ、…っ」
くまモン大事に抱いて寝たのになぜか遠くに落ちてるし、ってもう犯人はこの人しかいないだろうけど、ごめんね、くまモン、この人どかしたら拾いに行ってあげるからね
「…シュガさぁん、…」
「…ねえ、黙ってるのいいことに他人の名前連呼しすぎじゃない?」
「!!」
お、起きてる…!
「…ヒョン、や、待って、これには訳が…!」
「ワケ?何それ、優しいヒョンが聞いてあげる、はいどうぞ。」
可愛いお目目が、もうくっつくんじゃないかって距離で優しく細まって、図らずともじわ、と顔が熱くなった気がした
「…う、…ずるい、ヒョン、」
ずるい、やだ、その顔、やだ、
胸板を叩いたらヒョンが固まって私を見つめた
「…どこで覚えたんだよ、そんなの…」
「?」
ハァ、と息を吐いて私をさらに抱きしめる
「うぐ、」
「お前って、初キスいつ?」
「ひゃい?」
ヒョンの声が耳元で響く
「え、な、は、…?!」
「いいじゃん、俺ら男なんだし、そういう下世話な話だってするでしょ」
えええ、どうしよう、…!
「…まさか童て「ああああ!!ヒョン!ヒョンからそういう言葉聞きたくない!!//」」
ぽかん、と口を開けてジョングクさんがプッと笑い出した
「あはは、そんなに顔真っ赤にされたら俺もう聞けないじゃん!(笑)可愛い、」
まだ高校生だもんな、ごめん、ってずっと笑ってる
ええ、そう言われるとちょっと反論したい、高校生だってやることやってる人はいるもん
「…好きな人としましたよ、」
「え、」
「一つ上の学校の先輩で…「待った!」?」
「…具体的なのは、いいや」
「…じゃあヒョンいつだったんです?」
「わかんない。小学生ん時に好きでもない子に口押し付けられたのをカウントするならそれかな。ああ、なんか別の子にもされた気がする」
「「……」」
バチッと視線が見つめあって、ヒョンの手が頬を撫であげる
「…あれがお前だったら、」
そう言ってお揃いのピアスのある耳にキスをした
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mila.(プロフ) - 月のひかりさん» 他の作品でもコメントくださりましたよね、ありがとうございます、、!嬉しいです。気ままに更新頑張るので、楽しみにしていただけると嬉しいです! (2019年11月22日 23時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - りんかさん» りんかさん。コメントありがとうございます。返信遅れてごめんなさい、、とっても嬉しいです!誰と結ばれるのか、楽しみに待っててもらえると嬉しいです。続編に移行しましたので、今後もお付き合いくださると幸いです(^^) (2019年11月22日 23時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
月のひかり(プロフ) - あーーもう本当に大好きです、このお話!!! (2019年11月20日 22時) (レス) id: 29553fe515 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 主人公はテヒョンと結ばれるのですかそれともそれとも、、うぅ、、続きが常にきになります!これからも楽しみにしています^_^mila.さんのペースで更新頑張ってください! (2019年11月20日 21時) (レス) id: b1eff33979 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - めぐさん» めぐさん、ありがとうございます。とても嬉しいです。楽しみにいていただけるよう、更新頑張りますね! (2019年11月20日 2時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mila. | 作成日時:2019年11月1日 8時