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ジミンside
「わ！」
「な、なんだ？」
ホソギヒョンが寝ている空間が揺れ動く。地震みたいに。
ヒョンが寝てるってことは、つまり彼らが来ているということ。もう僕らの姿が見えないのだから、僕は拗ねてここに篭ってた。すると暫くは見に行ってたジンヒョンも、僕のそばにいるようになった
「…12月30日。テヒョンの誕生日だ」
ナムジュニヒョンが呟く。
「ああ、今年はあいつに何もしてあげられないな…(笑)」
「…ヤー、そんなこと言ったら僕はどうなるの？お？テヒョンに殺されるよ！！」
もう何年も祝えてない！とジンヒョンが明るく振る舞った
「…それにしても変な揺れだったな。今までこんなことあったのか？」
「いえ、…僕らも初めてですよ、ヒョン」
ユンギヒョンにそう返事をすると
「…初めて、ね…」
「？ユンギヤ、どうかしたのか？」
「…いや、あいつらが何かしたのかとちょっと思っただけです」
「おー、本当、ユンギはいい子だ、」
「……」
「ヤー！！ユンギ！無視しないで！ヒョンが褒めてるんだぞ！」
するとゆっくり、ホソギヒョンが目を開ける
「あ、ヒョン、！」
ぴょん、と駆け寄って背中に手を添えると、ヒョンが虚な目で
「…テヒョンが、…」
「え？」
「あ、…テヒョナ、…が、」
＿＿＿＿ああ、また、僕のせいで…っ
と静かに泣く
「ど、どうしたんです？テヒョンの夢でも見たんですか？」
「…っ、悪魔が、…テヒョンを…ｯ」
「っ？」
「テヒョンを、呼んだ…ｯ」
「「「！？！？」」」
「ま、待ってくれホソガ、今のはどういうことだ…？！」
「…迎えにいかなきゃ、あいつ、迷ってる、」
よろ、と立ち上がって、ヒョンが歩き出した。
「ヒョン！！」
「ホソガ！」
駆け寄って、ヒョンの周りを囲んだ。
「何言ってんだ、テヒョナがこっちに来たって言うのか？」
ユンギヒョンが焦っている
「…今日。あの子の誕生日だっけ、？」
「っ、ヒョン？」
「ヤー何年ぶりだろう。テヒョンの顔、見れるの。あいつの顔見て、誕生日祝ってやれるの。もうあの子も20歳超えてるんだもんなー、(笑)」
「な、に、言って…」
そう言った時
.
「ヒョン、？」
テヒョンの声が、後ろから聞こえた
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mila.(プロフ) - カホシさん» カホシさんコメントありがとうございます！ちょっと変わった世界観でしたけど楽しんでもらえたなら嬉しいです！ (2021年3月28日 20時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
カホシ - こんなにお話にハマったのは初めてです！これに出会えて良かったです!! (2021年3月27日 18時) (レス) id: f18e6e17b1 (このIDを非表示/違反報告)
_tunputo_(プロフ) - 処女作でこんなに複雑で作り込まれたお話が書けるなんてすごすぎます……一気に読んでしまいました……。世界観に引き込まれて没頭してしまいました。（笑）これ、ドラマになったらいいのに。なんて思ったり。他の作品も全て好きです。これからも更新楽しみにしてます。 (2020年11月27日 0時) (レス) id: 993cb3d94d (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - カナタさん» わあ、嬉しいです！もう一つの方も、ちょっとずつですが更新頑張りますので、楽しみにしていただけると嬉しいです(^^)最後までご愛読ありがとうございました！ (2019年11月7日 20時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - きょうさん» ありがとうございます！感想嬉しいです！これからも頑張りますね！！ご愛読ありがとうございました！ (2019年11月7日 20時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2019年10月28日 9時
