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「A」
目の前が真っ暗な中、そう私を呼ぶ声が聞こえて
ゆっくりと瞼を開けると学校から帰って来たジミンくんが全身黒い服に身を包み立っていた。
『、…ジミンくん』
JM「…泣いたの？」
『…え』
JM「瞼……腫れてる」
そう言って私の瞼を親指でゆっくりと撫でるジミンくんに胸がきゅっとする
『…ジミンくん……塾？』
JM「そうだよ。…学校帰りに夜ご飯買って来たから、冷蔵庫に入ってるからね」
優しく微笑んで私の頭を撫でるジミンくん
私の事が大嫌いな癖に、どうしてこんなに私に触れて優しくするんだろう
こんなに甘くされたら、私は余計に求めてしまう
JM「じゃあ行くからね。ゆっくり寝て早く治し…………A？」
そう呟いて少しだけびっくりした表情で私を見るジミンくん
気付いたら私はジミンくんの腕を掴んで居て
『……っ…お願い、…行かないで、』
そう呟いて居た
そんな私に一瞬目を大きくしたジミンくん
JM「A？…どうし
『お願い！…ジミンくんっ…』
ぎゅっとジミンくんの腕を掴む自分の手に力を込める
JM「A…」
あぁ、私ジミンくんを凄く困らせてしまっている
でも、もう止まらない…止められない、
『…ジミンくん言った…看病してくれるって…言ったの覚えて無い？………お願い、行かないで…側に居てジミンくん…』
大きく開かれたジミンくんの瞳を真っ直ぐに見つめそう呟く
側に居て欲しい、抱き締めて欲しい、ジミンくんにつつまれたい
溢れた感情達は止まる事を知らない、
未だにぎゅっとジミンくんの腕を掴む私に
ジミンくんは、スッと大きく開いていた瞳を戻すとゆっくりと私に顔を近付けた
私の鼻先とジミンくんの鼻先がくっつきそうな距離まで顔を近付けて、ジッと私を見つめるジミンくんに自分が求めた癖に思わず動揺する
『……ジミン 、くん』
JM「……A本当いい子だね、」
そう呟くと優しく私の頭を撫でながら妖艶に微笑み
JM「あー……食べちゃいたい」
そう言って、私の口に深いキスを落とした
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葵(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます^ ^ありがとうございます！ (2019年10月18日 2時) (
レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Pちゃん（）さん» いつもコメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがたいです(;_;)！ (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Sほそく…好きです…！！ (2019年10月7日 18時) (レス) id: 63030a26f2 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - この小説大好き！ドキドキが止まらない！ (2019年10月4日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます…嬉しいです！！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年9月26日 23時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2019年9月13日 0時
