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変な音を立てながら大きく脈を打つ心臓に息をするのがより一層苦しくなり、胸元辺りのシャツを
ギュッと右手で掴み何とか酸素を吸い込む、
震えを隠そうと力を入れても身体は震えるばかりで…ホソク先輩の言葉に酷く動揺してしまっている私、
そんな私にホソク先輩は
HS「…それでもいいと思った。だって……2人が結ばれる事は無いんだから」
HS「だから俺に引き込んじゃえばいいんだって、.….なのに…っ」
そう言って言葉を詰まらせると、私を真っ直ぐに見つめ切なく笑って
HS「泣きながら嫌だ…なんて言われたら、出来る訳無いよ」
そんなホソク先輩の言葉にギュッと胸が苦しくなり
HS「ねぇ、もう自分でも分かってるでしょ？…今誰の顔が浮かんでるの？…Aちゃんが好きなのは……ジミナ……兄妹のジミン なんだよ」
酷く痛んだ。
自分でも気付いて居たんだと思う
ただ、気付かない様に、傷付かない様に、私の心の底の気持ちにそっぽを向いて居た。
どれだけ酷い事をされても、どれだけ酷い事を言われても嫌いになれなかった、寧ろジミンくんを知りたくなった、理解したくなった
身体を求められる事に拒否しなかったのも、全て
私がジミンくんを愛しているから
兄妹でも家族でも無く異性としてパク・ジミンを愛してしまったからなんだ
でもそれは…
HS「異常だよこんなの。可笑しいよ、Aちゃん可笑しいよ」
そう、異常な事なんだ
HS「兄妹なんだよ？！なのになんで…」
そんなの自分が一番よく分かってる、
分かってるから______
HS「…こんなの…気持ち悪いよ…」
当たり前の事なのに 今の私にはその言葉は
とても残酷な物だった
『、帰って下さい』
HS「Aちゃん、」
『帰って！！！！！』
ホソク先輩の背中を強く押し、玄関を開け外に押し出して、すぐさま扉を閉める。
バタンッと凄い勢いで閉まった扉越しで「Aちゃん…」そう、小さなホソク先輩の呟きが聞こえて
扉を背にズルズルとその場に座り込むと
涙がより一層溢れて止まらなくなった。
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葵(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます^ ^ありがとうございます！ (2019年10月18日 2時) (
レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Pちゃん（）さん» いつもコメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがたいです(;_;)！ (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Sほそく…好きです…！！ (2019年10月7日 18時) (レス) id: 63030a26f2 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - この小説大好き！ドキドキが止まらない！ (2019年10月4日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます…嬉しいです！！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年9月26日 23時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2019年9月13日 0時
