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いつもと同じふんわりと頭を撫でられる感覚に目を開けると穏やかな、でも心配そうな表情のジミンくんが制服に身を包み立っていた。
『ジミンくん、』
JM「おはよう。体調はどう？……まだ熱はありそうだね』
『うん、でも昨日より良いよ…ありがとう」
JM「…ん。…じゃあ僕行くね、冷蔵庫にゼリーとか入ってる。学校には僕から言っとくから」
『…うん、行ってらっしゃい』
もう一度私の頭を優しく撫でてゆっくりと部屋を出て行ったジミンくん
昨日、テヒョンと別れてから涙が落ち着いた私はジミンくんに連れられ病院に行った。
ただの風邪……ただ貧血が酷いらしくて風邪薬と鉄分の薬を出されて終わった。
ジミンくんは昨日から怖い位に優しい
病院にいる間はずっと手を繋いでくれてて、家に着いてからは私の身の回りの事全てをやってくれた。
寝る時も「また気を失ったら大変だから」そう言って私が眠りに着くまでずっとベッドに腰掛けて頭を撫でてくれていた。
…多分昨日はバイトには行ってないんじゃないかな、
ベッドに横になり、まだ少しボーっとする頭で自分の部屋の天井を見つめる
ジミンくんが居なくなった部屋はひっそりとしていて、少し寂しさを覚えた。
………駄目だ、今の私は……相当ジミンくんに依存してる…、
酷い事を沢山言われた事もされた事も…ジミンくんが私の事を大嫌いな事も…今は何も考えたく無くて、私の頭を撫でるジミンくんの手の感触を思い出しながら瞼を閉じた。
ピンポーン-
そんなインターフォンの音でゆっくりと瞼を開けると、視界に映った時計はお昼前11:37を指していた。
…こんな時間に誰だろう、そう頭の中で呟き重たくボーっとする頭のままベッドから起き上がり、下の階に向かう。
『…知らない人だったら…居留守しよう…』
そう呟いてインターフォンのカメラを覗くと
『……え？…ホソク先輩？』
インターフォンのカメラの中に映し出されて居たのは紛れもなく制服に身を包んだホソク先輩で
私はゆっくりと鍵を開け玄関の扉を開けた。
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葵(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます^ ^ありがとうございます！ (2019年10月18日 2時) (
レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Pちゃん（）さん» いつもコメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがたいです(;_;)！ (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Sほそく…好きです…！！ (2019年10月7日 18時) (レス) id: 63030a26f2 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - この小説大好き！ドキドキが止まらない！ (2019年10月4日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます…嬉しいです！！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年9月26日 23時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2019年9月13日 0時
