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2年1組に着くとほんの数人が座り雑談していて、Aヌナの姿は無かった。
























遅かった。

















そう心の中で呟くと、ほんの少しだけ
目頭が熱くなった






















頭がふらふらして
ゆっくりと下駄箱に向かう




もう、殆どの生徒が帰ったのだろうか
シンと静まり返り階段も廊下も誰も居ない

















静かな階段をボーっとしながら降りて行く

頭の中はAヌナでいっぱいで今にも発狂しそうだ


















もっともっと早く行動していれば
こんなにはならなかったのだろうか

















どこまでも自分が憎くて憎くて仕方が無い。

















ボーっと階段を降り下駄箱へ向かおうと
角を曲がろうとした時だった















「あーごめん。今日は、Aと帰るんだ」






そんな声が聞こえて来てピタリと足を止める。






















キムテヒョン?






LN「…そうなんですか、、残念」

















そしてルナのそんな声が聞こえて来て
背筋がびりびりと冷たくなった









TH「えっ、これ」









LN「これ、テヒョン先輩が観たいって言ってた映画のチケットです!私もテヒョン先輩と観たくて、でも公開日今日までじゃないですか?だから今日一緒に観れたらと思って、昨日チケット買っといたんです!」









その後の少しの沈黙に凄く嫌な予感がした









TH「ごめんA!!俺この映画観たかったんだ!!だから、今日ルナちゃんと帰るね!ごめんA!」









カッと全身が熱くなるのが分かった









昨日あんな目で俺を観て来たくせに
こいつは何を言っているんだ?














LN「テヒョン先輩行きましょう!」







そんな甘ったれた高いルナの声と








TH「うん!Aごめんね!」








キムテヒョンの声









頭に血が上って行くのが自分で分かる









Aヌナが今どんな気持ちでいるか









キムテヒョンお前には分からない?







裏切られて傷付けられて
また裏切られても
こんなにお前の事だけを思っているのに









俺ならもっと大切に出来るのに____________









そう心の中で叫び

角を曲がろうとした時






「テヒョナ。」







Aヌナの声が聞こえ
俺はまた足を止めた。

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設定タグ:BTS , ジョングク , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT`) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年2月14日 19時

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