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「ジョングクくんもサボり、だよね?」










JK「はい。だって自習ですよ?ダルいじゃないですか。俺数学得意だし、テストなんて余裕ですよ」













なんて言いながらゴロンと仰向けに横になる。









「すごいね、私、数学苦手」












そんな彼女の言葉にチャンスだと思った。









JK「俺が教えてあげましょうか?」









そう言葉を掛けると、何だか考え込む様な顔をして黙り込む彼女に









JK「補習になっても良いんですか?」









と、追い討ちを掛け悪戯に笑ってみる。











「…2年生の問題、分かるの?」











恐る恐る聞いた彼女に











JK「はい、分かりますよ」









そう即答したが、正直分からない。



どうしようか…ジミニヒョンに教わればいいか、何て考えながら彼女をチラッと見ると
かなり考え込んでいた。












そんな彼女を体を起こしてジーっと見つめると真っ直ぐ俺を見つめ返して来た。













こんな絶好の機会逃すわけ行かない。















JK「徐々に俺の事知ればいいです。」







「え」







JK「俺もヌナの事徐々に知っていきますから。ね?」







そう言ってニッコリ笑い少し首を傾けると









「よ、宜しくお願いします。ジョングクくん。」









そう言って少し頭を下げた彼女。












事が上手く進んでいる事に俺は、ふふっと笑みが溢れた。









JK「じゃぁ、明日の昼休みにここで待ってます。」









「わかった」









素直にそう答え何か考えている彼女の左腕を優しく掴むと、びっくりした表情で俺を見た。









コロコロと表情が変わる彼女、
素直さが全面的に出ていて何故か少し苛立つ。













「、何?」














JK「Aヌナ。もし今日みたいに辛くなったり、泣きたくなったらここに来て下さい。」









「…。」









JK「ヌナの為ならいつでもここにいますから。」









苛立ちを隠し優しくそう言葉を掛けると
少しだけ明るい表情になった彼女。









そんな彼女を見ていると








何故かさっきまでの苛立ちが消え
逆にほんの少し自分が醜く思えた。









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設定タグ:BTS , ジョングク , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT`) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年2月14日 19時

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