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「ありがとうございました。」
そう言いながら笑顔で
お客さんの背中を外まで見送り
レジにお金を入れる。
祭り当日だからだろうか、
今日はお菓子より団扇が沢山売れた。
それに浴衣や甚平を着てる人が
沢山居て、
皆んな何だか楽しそうで
羨ましいなぁ、
なんて少し寂しい気持ちになってしまった。
それに今日はまだユンギさんが
来ていない。
時計を観ると17時半。
もしかして…今日来ないとか？
そんな事を思いながら
肩を落とした時だった
ーガラガラッ
YG「Aいつものちょうだい。」
そう、いつもの言葉を言いながら
団扇を仰ぎながら
入って来たユンギさんに
パッと私の心が晴れた。
「ユンギさん、いらっしゃいませ。はい、分かりました。」
そう笑顔で言った私を
ジッと見つめるユンギさん。
そんな彼に私の心臓がうるさくなる。
YG「…祭り行くん？」
私が着ている甚平を指差しながら
呟いたユンギさん。
「行かないですよ、店番なので。これジミナが私が祭り行けないからせめて甚平を着て、営業したら？って借りて来てくれたんです。」
ジミナの優しさに
また顔がほころぶ私。
YG「ふーん」
そう言って、私をジッと見つめ続ける
ユンギさんに
私は、徐々に首から上にかけて
熱くなるのが分かり、
冷凍庫にアイスを取りに向かった。
冷凍庫の扉を開けてる最中も
アイスを掴んでる最中も
背中にユンギさんの視線を感じて
ドキドキして
その数秒間が何だか長く感じた。
アイスを持ちレジ前に戻ると
まだ私をジッと見つめ続けるユンギさん。
そんな彼に、どうしたんですか？
と、聞こうとした時
ユンギさんが私を真っ直ぐに見つめた。
そして
YG「…あのさ、
そうユンギさんが何かを言いかけた時
ーガラガラッ
「こんにちわー！！」
元気な声で隣に住むおばさんが入って来た。
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チェヨン - 割りと気になる、あの味(∞∵∞)/ (2020年11月11日 2時) (
レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 明さん» コメントありがとうございます！青春を感じて頂けてたらと思い描いていたので嬉しい限りです(;_;)！是非読み返して下さい！笑。最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます！素晴らしい作品だなんて…そう言って頂けて有難いばかりです(;_;)また読み返したいだなんてありがとうございます(*´-`)亀更新がちですが頑張ります！最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！ドキドキして頂けて良かったです(*´-`)ホッコリ作品が作りたかったので、そう言って頂けてとても嬉しいです^ ^！最後まで読んで頂きありがとうございました！ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - コットンさん» コメントありがとうございます！そう言って頂き嬉しい限りです(;_;)最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2018年7月17日 2時
