お前の弱点【呪術廻戦】

41.よく会ってました ページ41

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確かに言ってた気がする、と先輩はうなづいた。

言ってたなら覚えてようよ先輩〜。私引き取りたくないから頼んでくれって思ったけどまさか五条家の最強に頼むとは私もびっくりだよ。





伏黒家の子供について。簡単に説明しますと。





伏黒家のとこに生まれた、伏黒甚爾の子供の、恵と津美紀。2人兄弟ですね。



何故知ってるかって？かなり頻繁に会ってるし、割とあの人の口から話聞かされたから。

結構可愛いよ。あんな親からこんな子供が産まれてくるとは驚いた。





で、恵は伏黒甚爾の子供で、津美紀は別の母親の連れ子。だから2人は血が繋がってない。恵のお母さんは、恵を産んでからすぐに亡くなってしまった。伏黒甚爾と、その再婚相手は蒸発。蒸発したけど私会ってるわ、うん。





そして恵は、禪院家相伝の術式を持ってる。伏黒甚爾は天与呪縛だけど、まさか子供が相伝の術式引くとはね。これは私も初めて聞いた時は驚きましたよ全く。

先輩もそれ言った時めちゃくちゃ驚いてた。うん、そうなんだけど。





そんなことも知らんのか五条家は。同じ御三家でしょうが。それくらい知ってなさいよ。





「これくらいで大丈夫ですか説明」

「分かった。あ、そういえばお前のこと言ってたな。アイツ」

「私のことぉ？？」





予想外の答えが返ってきた。





何話したんだ伏黒甚爾。いや禪院？もう訳わかんないんだけどこの際統一していい？伏黒ね、伏黒甚爾ね。はいオッケー。

問い詰めたが、話そうとしない。全く。うざい。なんでだよ言えよ私言ったじゃんか。ずるいんですけど、この人大人気ないです先生〜。





「何話したんですか言ってくださいよ先輩」

「言わねぇよ。言うほど面白くねぇから」

「別に面白さ求めてる訳じゃないんで。ほら言わないと怒りますよまた背負い投げかましますよ」

「わかったよ」





理解してくれたみたい。そんなに先輩、背負い投げが嫌だったのか？

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