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恭平side
ちょうど1時に病院に着いた俺は、
受付の前のイスでAを待ってた。
病室に迎えに行くって行ったんやけど、
女の子は色々準備しなきゃいけないの！
ってつっかえされてん...。
今日寒いけど、A大丈夫かな...。
ポケットに手を突っ込むと、いつもは
一つのカイロが二つ。
寒い思い、させたくないからな。
昨日練に練ったデートプランを頭の中で
再確認してると、
A｢恭平！ごめん、待ったよね？｣
エレベーターから小走りしながら
くるA。
白いニットにグレーの短めのスカート、
黒のタイツに上から真っ白のかわいいコートを
羽織ってる。
いつもストレートの黒髪は少し巻いて、
黒のベレー帽と、同じ色のバッグとブーツ。
シンプルやけど、だからこそなんやろな。
やっばい。めっちゃかわええ。
あかん、抱きしめたい！チューしたい！！
暴走する脳内を何とか収めな、
デートどころやないわ。
A｢？恭平？どーしたの？？｣
いつの間にか、Aが俺の顔を覗き込んでた。
恭平｢っ/// 別に何もないわ！
てか、近いねん、離れろ！！｣
A｢えー、いつもこれくらい普通じゃーん。｣
恭平｢お前...もうええわ、はよいかな、映画始まるで？｣
A｢え、嘘！急ご！！｣
また小走りで出口に行って、
早く早く！って俺を手招きする。
やばいな、俺。
Aがどーしようもなく愛おしいわ。
恭平｢そんな走ったら転けるで？｣
これからも、こーして、
Aが無駄に先走って、
俺が呆れながらついてって、
そんな未来が続けばええのに。
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瀬尾愛良 - ののさん» そう思ってくださる方が1人でもいるだけで、私がこれを書いた意味があったと思います。ありがとうございます！ (2019年1月16日 2時) (
レス) id: 96fbdf2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
のの - 私が一番好きな作品です！何回見ても号泣してしまいます。本当に好きなので、消さないで欲しいです！遅くなりましたが、完結おめでとうございます！ (2019年1月14日 19時) (レス) id: dd4fcee386 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 号泣した 目がやばい (2018年7月28日 15時) (レス) id: daf58909f3 (このIDを非表示/違反報告)
みな - 瀬尾愛良さん» キュンキュンしました！ (2018年3月4日 20時) (レス) id: 591aecdf03 (このIDを非表示/違反報告)
優葉 - とっても面白かったです! (2018年1月24日 18時) (レス) id: dd4fcee386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬尾 愛良 | 作成日時：2017年11月4日 1時
