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昔。 ページ8

「おにーさま、なんで私達には誰も遊んでくれないの??」


蒼「…それはね、きっと俺達が怖いのですよ。

心配することはない、俺はお前を避けたりなどせん。」


そう言って兄の蒼は頭を撫でた。





かつて、この廃れた街では「煙鴉族には近づいてはならぬ。」と言われていた。


見つけた者は殺さなければ、そう言い伝えられてもいた。


それほどこの兄妹は嫌われていた。


母親や父親も全員真選組に見つかり、殺された。


そんなことがあって私は真選組が大嫌いだ。


その夜、_


隊員1「見つけたぞー!!」


隊員2「捕まえて殺せー!!」


蒼「くそっ…これじゃ手が回らん!!」


「おにぃさま…っ…殺されるよ…」


ポロポロと涙を流す私に兄は頭を撫でてくれた。


蒼「俺が身代わりになる。…お前はその間に逃げろ。

だが、Aと俺が会えるのはこれが最後だ。…きっとな。



大切な人を刃で傷つけてはなりませんよ。」


そう言って兄は真選組に突っ込んでいった。


「兄上ぇ…!!」


その瞬間、兄は血飛沫と一緒に吹き飛んだ。


恐怖で足が震えてしまった。


それでも逃げなきゃ殺されると思い、足を1歩動かすと。


沖田「…捕まえやした…」


後ろを振り向けばニヤリと笑う人が腕を掴んでいた。




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蛇ゐ - 続きがー気になる〜 (2019年1月3日 3時) (レス) id: 3f12c19633 (このIDを非表示/違反報告)
アール(プロフ) - ユラさん: うわぁぁっ!!ありがとうございます!!これからも頑張っていきます!! (2018年2月8日 22時) (レス) id: 9d512ee406 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - うォォォォォォ!めっちゃ続き気になる!頑張って下さい!! (2018年1月31日 20時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おしゅし | 作成日時:2017年10月29日 20時

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