君がもっと欲しくなったCY／BH ver. (ページ10)

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☆… ページ10

＊…1年ぶりのYT＊

『…っあ？…ぇ、』

「Aだよね？こんなところで…」

『Yutaクン？』

YT「めっちゃ、久しぶりやん」

聞き覚えのある声は
この人だったのね

『うわぁ～～、え、ナニ？今出てきたの？』

YT「…お前、あ、そっか仕事はココだっけ」

『…あ、うん！』

YT「…てか、私服って、誰かお迎え？」

『ん？あーいや、、』

YT「…ナニ笑っ？！」

……………

こんな場所で久しぶりにあった
Yuta君とは、1年振りだった。

紺色のチェスターの中に
シックなスーツがよく似合っていて
仕事だったんだなとすぐわかったけど

このタイミングで出てきたって
もしかして同じ便だったんだろうか

ちょっと、探ってみようかなww

『もしかして、○○便で？』
って聞くと

YT「お！そう。俺最近たまに行くんだ。
A、もしかしてお迎え、なの？」

『あ、、いゃ～～』

…………

YTsideー

Aちゃん
あの日を、俺は忘れてなんかいない

俺の1番大事な人を
連れ去られた感が…未だにここに残ってて

時々、思い出すと苦しくなる

好きって……結局言わなかった

お前を失うくらいなら、このままずっと
いっそ言わずにいようと決めたから
言う前にAは、
あいつに持っていかれたけどな。

いつか、俺がAを守る日が来るんだって
まだ信じてる。

1年振りに会ったAは、やっぱり
俺の1番で、はぁ、、、

未練がましいよな

でも、この雰囲気は
ちょっとおかしいし、気になった

パクチャニョル……

お前は、いつまでこの子を
こうして待たせる気なんだよ。

確かめたかったってのもある

あいつが出てくるのか、どうなのか

そして
Aの悔しいほど待ってる姿が
可愛くて……さ、

そうさせてるあいつに

どうしても会いたくなった