ウソをつくのも勇気がいるんだから(JD)… (ページ42)

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12 元カノとの約束は地下鉄の中ページ42

＊ BH&Aside ＊

後ろから前から……

斜めに忙しそうに横切る人達の

ほぼ真ん中に突っ立ってる俺たちは

邪魔に違いない

BH「ちょ、こっち寄って？」

ほんの軽く肩に触れても「ひっ！」

って言うこの人が……

誘いをかけるなんて事は誓って無いと

今確認した笑笑！

BH「隙ありすぎの、ビクつき過ぎの…

もう、Aちゃん。ククククっ」

『あー。こんなんだから、
彼氏とかに縁がないんだね？』

BH「…いないの？ガチで」

『ガチですが、ナニカ？はぁ……』

BH「練習してみる？フフ」

キャスターを左右にクルクル揺らしながら

ニコニコ笑うベッキョン君

『れ、練習…？って』

BH「好きな人…の彼氏になりたくないの？

へっ？このままでいんだー。片想いで

終わるのもうやだろ？」

『………ひと言、余計』

BH「あー、こんな話、
ここでするもんじゃない。でしょ？」

Aちゃんはコクンコクン頷いて

『地下鉄の駅で
ベッキョン君講習会するつもりじゃないよね？

いらないよww」

BH「取り敢えず！明日は俺は飛んじゃうから

ねぇ、いつ会う？」

って携帯のダイアリー出してきた。

ふつーに出されると

ごく普通にこっちも開いちゃう

なに、、、この魔法www

『うーん。えっとね、明日なら空いてたのに
残念でした。』

BH「残念じゃないもんね。明日空いてんの？

なら、空港行く前に会えるじゃん。

空港でも良いやっ！そこでお昼食べよ」

『私の…大事な2連休を、www

き、今日と明日と?
ベッキョン君と過ごすのぉ？？』

BH「おっ！それすごいな。既に
カレカノじゃん。アハハ」

マジですか(汗)

Aちゃん。素直で良い子だ。ぷ！

めちゃ可愛いぞ。