ウソをつくのも勇気がいるんだから(JD)… (ページ34)

今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:43,535 hit

・ページ34

＊

JD「なんか……。

こんなプランじゃなかったのになぁ」

こんな……////って

『巻きついてくる///ことが、そもそも…』

JD「Aちゃん。これさぁ、
バックハグっていうんだよね。

巻きつきチガウ……笑笑」

『どっちだってイイから、

と、とにかく離れなさいぃ～。』

ギュって回されたジョンデ君の腕から

ふっくらした指に視線が走った

やっぱりリングないや。

JD「次いつ会う？」

『は、はぁ？』

BH「会わなくていいよーっ！」

向こうの部屋から戻ってきたベッキョンさんが

キャリーケースと一緒に戻ってくると

ニカって笑って

テーブルの横にドンと置いた。

JD「やーっ！ベク邪魔ぁっっ」

BH「あっぶねぇー。女の子はこうして

ジョンデに落ちていくんだな。」

JD「Aちゃん。落ちるなら今だよ？」

『だ、大丈夫デス。結構です！』

BH「アハハ！そう言うと思ったわぁ。
ジョンデ残念～っ！
なら帰ろうっ！Aちゃん」

ベッキョンさんは
スタスタと歩み寄ってくると

ジョンデ君の腕を
BH「あー邪魔ジャマっ笑笑」

って……言って払い落とし

私の腕を掴んで

BH「ジョンデや、お邪魔しましたぁ～

俺ら帰るっっ」

JD「ちょっと待てぇー！Aちゃん先に
玄関に行ってて？ベクちょっと明日のこと…」

BH「あー？」

はい！はい！そうします～
私は帰るんですから

玄関の方へ行きながらふと思った

別に待たなくていい？
先帰っちゃっていい感じ？

………………

JD「…いい子だから、邪魔すんな笑」

BH「うん！…ヤダっ笑」

JD「また、そうやって笑ってヤダって言うぅ

あの子は……ダメなの。

チャニョルから固く言われてるから」

BH「えっ？！ヨリの彼女なの？

まさかな。なら、ジョンデもダメだよね」

JD「ダメって言う前に無理よ。好きな奴いるみたいだし？登頂できるか不安だわ。」

いつになくジョンデが弱気で
チョットびっくりしたけど

BH「…アハハ！じゃーなぁ～っ」

それ以上何も返さなかったんだよね、俺。

まだ……Aちゃんのこと

わかんなかったし。