ウソをつくのも勇気がいるんだから(JD)…

9 突然の元カノ？ ページ31

＊


ダレ？
ヤダヤダっ〜〜っ

コレってダメなヤツじゃないの？



元カノが
ロックナンバーを変えない彼氏のところに
やってくるって……


少女コミックで見たことあるわ！

私ヤバイんじゃないの？
いや、違うし彼女じゃないから大丈夫よ！


でも、修羅場はやめてねwww





「ジョンデやぁー！
パンツとシャツ取りにキタァー！」



JD「…しまった。
ロックナンバー変えるの忘れてたww」


『へっ？出て行った か、彼女さんて

だ、男子だったの？b.BL…////…？』


JD「はぁ？な、何言ってるのよ？笑笑」




ジョンデ君よりさらに高めの

甘ったるい声で

足音がパタッパタッって不規則に鳴る


「腹へっタァ〜。なんかあるかぁ？！」



この人、やっぱ男子じゃん！

「あ……あ//〜〜〜〜っ！！！」




JD「こらぁ、LINE入れてから来いよっっ！」



やって来た人の手から

コンビニのビニール袋が

見事にドサっと落ちたww


そうだよね、ビックリするよね


「おーまいがっっ！」







床に溢れたのは いくつものアイスクリーム

○○dazsのストロベリーonlyだった！


ひっ、苺こんなに買うんだ、と思った。


JD「Aちゃん！

コレうちのarchitectsの人間〜〜。」


『…あっ初めまして』



ジョンデ君とは対照的に

真っ黒な髪なんだけど
よーく見たらすこし赤いメッシュ入ってる



なんだこの事務所は…派手すぎるw



でも、状況が把握できない彼は


コテっと首を傾けて不思議そうに


私達を交互に見た後


私の方を向いてぺこりとお辞儀をしてくれた


「…どうも。ねぇ、なに、これ？

ジョンデ、もう新しい「違う〜！いま

口説いてたとこぉに、お前が来たわ。

すげえ邪魔ーぁ笑笑」




「アハハつ！」

ってギュッと目を瞑って.首を左右に

フルフル振りながら笑いだすと


髪がサラサラって音立てるくらい

綺麗に揺れてた



綺麗な口元が一気に開いたこの人を




私はジョンデ君の元カノと

間違えてしまった、大失態！！

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