Chap.328 ページ17
家に着いてリビングへ行くと、
沖矢さんがゆっくりとこちらを向いた。
『ただいま帰りました…。』
そう言うと沖矢さんは立ち上がり
私の方へと歩いてきた。
表情は呆れも混じっていたけれど
何よりホッとしたようにも見える。
沖「…おかえりなさい。」
優しく腰を抱き寄せられ、そのまま
沖矢さんの腕の中におさまる。
ギュッと少し腕に力を込めた後
すぐに離れると、安室さんの方を見て
「すみません」と一言謝った。
沖「見つけてくださって、ありがとうございます。」
安「いいえ。それよりも、早急に
お話したいことがあります。」
安室さんの真剣な表情を見て何かを悟ったのか
沖矢さんは「分かりました」と言って
私と安室さんを椅子に座らせてから
キッチンの方へ行ってしまった。
重たい空気、緊張感のある張り詰めた空気。
怖くて安室さんの顔を見れない。
今はどんな顔をしているんだろう。
怒っているに違いない。
秒針が進む音だけに意識を持っていかれていると
トレイを持った沖矢さんが戻ってきた。
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茜(プロフ) - 更新楽しみにしてます私も頑張って書いていきますね安室「最近返事がないですが体調は大丈夫ですかいつでも相談してくださいね返事待っています」 (2020年7月29日 17時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 麺たらコさん» 今日更新するので時間があったら見てくださいあと感想をしてくれると嬉しいです! (2020年7月14日 15時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 麺たらコさん» お返事ありがとうございます私も体調と相談しながら進めて行きます (2020年7月14日 15時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
麺たらコ(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます(^^) 茜さんもお体に気をつけて、小説の更新がんばってください(^^) (2020年7月14日 11時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
麺たらコ(プロフ) - ぽんちゃんさん» コメントありがとうございます!粘着質な女子高生かもしれないですね...( ´_ゝ`) (2020年7月14日 11時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麺たらコ | 作成日時:2020年3月22日 19時