Chap.286 ページ20
安「あと、
ありがとうございました。」
聞こえるか聞こえないかの小さい声。
お礼を言うのは癪だが
彼の言葉に救われたのは事実だ。
何の反応もないため、不思議に思い
沖矢さんの方を見ると驚いた顔をしている。
沖「…いいえ、どういたしまして。」
けれど、すぐにいつもの表情に戻り
言葉が返ってきた。
沖矢さんは背もたれにしていた門から
背中を離すと別れの挨拶は言わず
家の方へと歩いて行った。
そして、自分も何も言わずに
車が置いてある場所に向かう。
少し歩いてから振り返ると、ちょうど
沖矢さんが家に入っていくところだった。
沖矢さんは、彼女にどんな言葉を
かけるのだろう。
これからも彼女に何かがあった時
そばにいるのは、彼なのだろうか。
小さな声でポツリと呟く。
安「羨ましいなあ。」
Aは、彼を選ぶのだろうか。
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麺たらコ(プロフ) - イアデビルさん» ありがとうございます(^^) (2020年3月22日 17時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - とっても面白いです!最新待ってます!頑張ってください! (2020年3月19日 2時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - ぎょなさん» 読んでくださって、ありがとうございます!これからも頑張ります(^^) (2020年1月26日 20時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぎょな(プロフ) - 次回更新日書いてあるとありがたいですね!とても面白い作品です!!楽しみにしてます^^ (2020年1月20日 23時) (レス) id: a2b2f6be31 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - まゆさん» 読んでくださって、ありがとうございます(^^) (2020年1月12日 13時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麺たらコ | 作成日時:2019年8月29日 22時