呪刀使いの準一級【呪術廻戦】 (ページ4)

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そんな桑は雪が降っているにも関わらず薄着に傘もささずに歩いていた。鼻や頬など肌が赤くなっている。

そろそろか？

カメラと人が居ない事を確認してから先回りをし正面から横をあたかも唯の通行人ですよとすれ違う時、桑の冷えた手を乱暴に掴み名古屋の中心部と遠く離れた冬枯れの寒々とした森に囲まれた茶色い野原まで自身の術式を応用し瞬間移動した。
繋いでいた手を離された桑は腰を抜かし鳩が豆鉄砲を食らった様な顔する。

僕は優しく無いんだ。

正座を片方に崩した座りをしている桑の背中に足を強くぶつけ意識を僕(此方)に集中させる。
再び蹴りを入れようとしたら桑は何処からとも無く刀を出し僕のその足の前に持ってきたので僕は動きを止めた。桑は素早く距離を取りその刀を片手で構え戦闘態勢に入る。
僕が右手を動かそうとした時桑は此方に刃を先にして刀を投げて来た。その刀は僕の術式により僕に当たること無く地面へ落ちる。
かと思いきや1人でに勝手に動きだした。

ふーん、桑(本体)が手などを動かして命令してる訳では無いし意思で動くのかぁ。便利だね。

一振り二振り三振り……四方八方から突如現れる刀、その数八振り。
振りとは刀の数え方、だけど面倒臭いよねぇ一本とかにしよう！出せる刀の数はこれが限界か。
その内一本を桑は握る。

呪力の制御(ｺﾝﾄﾛｰﾙ)、動作、刀の振り方など矯正しがいがありそうで斬りかかって来る桑に五条悟は口角を上げる。

さあ、"呪術の時間"の始まりだ。

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記録──
2017年12月8日
名古屋市〇〇〇〇〇上空
特級仮想怨霊(〇〇)
その呪胎を非呪術師数十名の目視で確認
特級呪術師五条悟が派遣され駆除

名古屋市〇〇〇〇〇路地
名古屋市〇〇中在学の桑Aを勧誘
呪術:刀を具現化し戦うが詳細は不明

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※ワープみたいなやつ限られた条件？知りませんねぇ