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4-3「桑の呪術」 ページ18




五「さて、誰に言われてここに来た。命令されて動くタイプじゃないか……僕を殺すと何かいいことがあるのかな、どちらにせよ相手は誰だ?」
桑「悟さんが死ねば楽になる。ムカつかない。楽になる」
五「あは、それじゃカナエはずっと苦しむことになるね、可哀そ〜。
ほら呪霊()はやく言えよ払うぞ、言っても祓うけど。オラオラやっちゃうぞ」
悠「っていうか呪いって会話出来たんだね。普通すぎてスルーしてたわ」

五「!」


 草の生えていない土の地面に呪霊の頭がある位置からフワッと鮮やかで麗しい花々が辺り一面に咲き誇る。その拍子にコロンと五条の元から転がる呪霊の頭を自分らがほっこりしてるうちに奪い取る何者か、悠仁を動く木の化け物で捕え足止めをする。


悠「げっ、俺は大丈夫!!ソイツ追って!!」


 その隙に頭のみの呪霊を連れ逃げる何者、その正体は呪霊だった。しかもこの感覚は特級。
その呪霊により操られていると思われる木の化け物は先が尖っている枝をギラつかせて悠仁に今にも突き刺そうとしている。


悠「ゴメン嘘!!ヘルプ!!」
五「A!!」


 五条は追い掛けるには自分より最適で尚且つ初対面の悠仁()を助ける奴じゃないAを行かせることにした。


桑「ん。九星凶刀術、刹迅(せつじん)


 九星凶刀術、刀を術式で具現化し戦う術。そして「刹迅」は音速以上の速さで行動が可能になる特殊能力付き刀。だがスピード(速さ)に体が追いつかないので多少遅くなるが呪力で体を守る必要がある。刀は黄色みを帯びている白い刃で夜中ではライト代わりになりそうな黄色い光を放つ。

 後を追われていると気づいている呪霊は木々を操り脚を掴む壁を作るなどクソ邪魔をしてくるので即座に斬りながら跡を最短で追う。


桑「ゲホッヴッ」


 (術式)が解けたと認識する前に口から血を吐いた。



───────────

※一話分が一ページに収まらない為、二ページ通用しています。

◤◢注意◤◢

痛いのは呪術廻戦やってく上で欠かせない。
気をつけて。

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作者名:黙れカス蕎麦 | 作成日時:2019年9月23日 15時

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