猫かぶりの美少年に注意２

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side 西田A



「ぁ」


ある日の昼休み、職員室からの帰り道で、出会ってしまった

今僕が関わりたくないランキング堂々第一位の男に




、いや渡里さんが一位か、?


まぁいい、お前ら同率ぶっちぎりの一位だよ!!←←



てゆか、一回襲われてんのに僕はこの人の名前すら知らない
匡弥くんの友達でヤリ◯ンってことくらいしか((




「あ、

てめぇこの前良いところで逃げやがってよぉ、なぁ？」



「、ぁ、すみま、せん」



くっそ、絶対この人学校あんまり来てないだろうに、どうして会っちゃうんだよぉ、逆に運よすぎか僕。



「謝んなら、今からやるか？」



この前の逃げ方が逃げ方だけに、シンプルに怖い




絶対悪い印象しかないだろ僕に



「ぃ、や」



「昨日も女に手加減してやったからさぁ全然すっきりしてねぇんだわ」

とか言いながら
少しずつ僕の方に近づいてくる






ちなみに僕はというと

ここ数日七瀬とやってないせいで、

いや、しない約束だからそれはしょうがないんだけど、






正直やりたいよね、うん。


たまってるんだよねえええ←

元々いろんな人としまくってたから????
慣れないんだよっ←←





なんかこの人、一回したらもうポイって感じがするし、それはいまの僕にとってすごく都合がいいことで。





七瀬に関係持たないって言っちゃったし本当はダメなんだけどー






バレなきゃあり、じゃない?w(クズい)



僕が自分の中でそう結論付けたところで






はーい、つかまえたぁ

と、僕の首に回る腕



ふぅ、と耳に息を吹き掛けられ

ビクッと肩が揺れてしまう




「あー、そういやお前めっちゃ耳弱かったよなぁ」



すると今度は顔が近づいてくる




(キスするのかな)






けど唇が触れる前に、
　


「お？抵抗なしってことは、ウェルカムな感じ？w」


とニヤニヤしながら僕の顔を覗きこんできた





あ、ちょっとしてやられた感あって、むかつく←



...



僕が否定しないのを見ると




いいねぇと僕を引っ張りほんの少し歩いた後入った教室は、もうしばらく行くことはないだろうと思っていた応接室だった




あー久しぶりこの部屋

最後にここにいたときも一緒にいたのこの人だったなぁなんて考える






はーごめんね七瀬


やっぱり僕、刺激を求めたくなっちゃうんだよね

　



七瀬のことは、"ちゃんと大事"だから、



これは許してね?

女たらしパイセン→←あの七瀬くん

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