噂の転校生 ページ40
...
あれ、
朝目覚めると、隣には昨日散々やった渡里さんが眠っていた
(まだいるのか)
てっきりさっさと起きてさっさと出ていってるものだと思っていたから少し以外だった
となりに寝ているこの人は今、完全無防備な状態で、
いつもの猫かぶりも、僕に対して見せる少し高圧的な態度もない
本当の姿を覗いてやったぞ、という少しの優越感があって悪い気はしない。
今日は面倒なことに普通に授業がある
昨日は突然だったからなぁ、
けどまぁ、まだ起きるには時間が早い。
しばらく起きる気配のない、この皮肉にも綺麗な顔を眺めながら眠る前のことを思い出す
「きもち、いぃ?、A」
「ぁ、あぅ、きもち、ぃ」
「ふっ、かぁわぃ、っ」
「ん、あぁ、ゅ、う」
「ん?」
「ゆぅ、、もっ、とぉ」
「っ、そんなこと言っちゃってさ、知らない、からね、?」
みたいな、ね、
こーゆーの言われるの好きそうだし言ってみちゃった
いや、それは誰でもか?わかんないけど
まぁ、とりあえず気持ちよかった。
あと、やっぱりこの人はイケメンだね
(、性格なんとかすればいいのに)
「わ、」
色々考えてたらいつのまにやら開いていた渡里さんの目と、目があった
「起きてたんですね」
「Aー、」
籠った声で僕の名前を呼んだ
「眠そうですね、まだ寝られますよ」
「見とれてたの?俺に」
にやつきながら聞いてくるからちょっとし返してやる
「、はい」
少し恥ずかしそうに目をそらしてみたりする
ちらっと渡里さんの方を見ると少し驚いたような顔をしてる。
「なーんて、ね」ﾆﾔ
はっ僕をからかおうとしたらこうなるんだぞーーってな。←
渡里さんは舌打ちして再び布団に潜った
あー、もう起きよう
あ、そうだ。昨日そのまま寝ちゃったんだ
めんどくさいなぁと思いながら布団の中をのぞき自分の体を見る
(、汚れてない?)
「渡里さん」
「ん？」
「昨日、風呂入れてくれたんですね。ありがとうございます」
「あー、うん。いーよ全然」
「なーにいいひとぶってんですか」
布団の中の渡里さんにそういいながらベッドを降りて服を取りに行く
以外といいとこあるんだなー
なんてね
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ざく - リヲさん» 嬉しいですありがとうございます(;_;)ぜひこれからもこのお話をよろしくお願いいたします!!! (2020年3月12日 23時) (
レス) id: 0984dff57b (このIDを非表示/違反報告)
リヲ - どうも、リヲです。このお話とても面白くて好きです。作者様も含めてです。応援してます。引き続き頑張って下さい。ファイトです。 (2020年3月5日 21時) (レス) id: 6a8b345569 (このIDを非表示/違反報告)
ざく - 夜空さん» なんと!!是非読んでいってください´・ω・） (2020年2月20日 23時) (レス) id: 25ea9b3a64 (このIDを非表示/違反報告)
ざく - 盛岡さん» ありがたきお言葉ぁぁですぅぅ!!! (2020年2月20日 23時) (レス) id: 25ea9b3a64 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - うわああああ！！好みドンピシャです。 (2020年2月20日 19時) (レス) id: abc6410102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ざく | 作成日時：2018年3月14日 20時
