猫かぶりの美少年に注意

番外編 ページ33

side 七瀬海





昼休みが終わる10分くらい前、昼練から教室に戻ってきた



Aはどこかに行ってる




けど、岸は教室にいる



一人でどこかに行ったのか、トイレでもいってるんだろうか



さっきの練習で、今日の放課後はoffだと伝えられた



Aと帰れたらいいな






ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


ボーッとしてたら予鈴が鳴った









「ねぇ、A君、帰ってこないね」



A？
近くにいた女子たちがコソコソ話始めた声に耳を傾ける




「ほんとだ!!もしかして、あのままお持ち帰られたとか!?笑」

「うそ〜♡超絶美形ビッグカップルじゃんかぁ!」

「あぁ〜、今ごろ何してんだろー」

「けど私の推しそのペアじゃないんだよね〜」







...どういうことだろう



誰かに呼ばれたってことか

誰なんだろう

、そいつとなにしてるんだろう






そういえば、Aはそういうやつだった。
ホントに持ち帰られてたとしてもおかしくない、か



忘れてた訳じゃないけど、
思い出さないようにしてたかもしれない



俺はもう終わりなのかな




不安とか嫉妬とか、色々
シャットアウトするために、俺は寝た





...やっぱり、ラインだけいれとこう、かな



『どうしたの』
『今日帰れる？』





すぐに既読はつかない









あーもう、おやすみ、









--------------------------

こっちにも寝てる人いました(*´▽｀)

ちゃんちゃん









(番外編:大人ヤンキーくん裏話)

噂の転校生→←...

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す