今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:5,663 hit
小｜中｜大
heaven. 8 ページ8
大「帰ることないのに」
「私...怒らせちゃいましたよね」
大「さっきのすばるくんが言ってた
『歌わへん』って意味分かる？」
「このお店では歌わないって
意味じゃないんですか？」
大「それは違うと思うで」
「...？」
大「すばるくんはもう歌は歌わへん」
「...どういうことですか...？」
大「俺から言うことじゃないから言わんけど
おとぎ話なんてもんやない
なんも知らんままで帰った方がええって」
「...私はただ」
大「分かっとるよ
またすばるくんの歌ききたいんやろ？」
「...そうです...それだけなんです」
大「...すばるくんはここで
スタッフやってるから
諦めるかどうかは自分で決めや」
そう言って渡されたメモには
あるライブハウスの住所が書いてあった
ーーーーーーーーーー
ーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たりら | 作成日時：2018年3月20日 23時
