白い紙の上で【大野智】きょうかリク ページ12
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ある昼下がり。
私をじっくり見つめたあと、彼は言いました。
智「Aは俺の天使だね。」
と。
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智「A？大丈夫？(笑)」
私の目の前に差し出された、大きくてｺﾞﾂｺﾞﾂした男らしい手。
私はその手を無言で握る。
ｸﾞｲｯと力強く引き寄せられ、私は彼の腕の中に吸い込まれる。
智「ここ、転ぶとこじゃなくない？(笑)」
腰に軽く腕を回しながら、彼は目尻にシワを寄せて優しく微笑んだ。
優しく微笑む私の彼。
名前は大野智。
私達は今日、付き合って３年目。
記念日をお祝いするために、一泊二日のお泊まり旅行で軽井沢まで来ています。
智「足元気を付けて？」
何もないところで転んだ私を気遣いながら、智は私の手を引いて歩いてくれた。
私の手を握る大きな手。
暖かくて、包容力があって…私は智の手が大好き。
A「智〜？」
智「は〜い〜？」
その、のんびりした口調も大好き。
A「大好きだよ。」
智の全部が好き。
智「ありがと。」
智は歩く足を止めて、私の方を振り返った。
そして優しく微笑む。
A「うん…」
けど、それ以上の言葉はない。
いつもそう。
A「智は…？私のこと…好き？」
智は何も答えてくれない。
ただ、黙って頷くだけ。
優しく微笑みながら、ｺｸﾝと頷くことしかしない…
だから、私…不安だよ。
智のはっきりした気持ちがわからない。
智「この先に湖あるから、行ってみよ？」
わかんないよ…
智は私をどう思ってるの？
毎日…毎日不安だよ…。
智は人気ものだから、どこかへ行ってしまうんじゃないかって…
不安で胸が苦しいよ。
A「………て…」
智「ん？」
毎日を不安にさいなまれながらすごすのは嫌だよ…
A「離して…!!」
智「A!?」
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ゆかり - ニノ大好き愛してる (2019年5月13日 23時) (
レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ翔愛してる - 妄想しながら読んでたので、とても興奮してしまいました(*^▽^)/★*☆♪とってもいい話でした！！ニノ翔愛してる(*≧∀≦*) (2016年8月27日 16時) (レス) id: a58dfbaf14 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ愛してるよ (2015年11月17日 16時) (レス) id: c8cfb59d13 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 最後の話にｶﾝヽ(；▽；)ノﾄﾞ───!!いい話やなぁ…(´；ω；｀)ブワッ← (2015年8月7日 3時) (レス) id: 752e612093 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - 大チャンの話感動しました！すごぃですねヾ(*´∀｀*)ノｷｬｯｷｬｯその文章力、羨ましぃぉ(●^o^●) (2014年11月10日 17時) (携帯から) (レス) id: caab68aeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：帝
