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「分かったよ…、それだけはやめてよぅ!!」
それだけは、本当にゴメンだ。 僕の印象がまた悪くなるばかりだ。
とにかく……、かたちだけ。形だけ友達とでも言っておけばいい。それが一番平和的。
なんて、この時はそんな簡単に考えていた。
*
ガタガタガタガタッ と、この学校特有の “鉄道の走る音” のチャイムが鳴り響いてホームルームが始まった。
「今日は転校生が来ている。だが、ホントの話…超問題児らしいからできるだけ目は合わせるな。死ぬことになるかもしれん…。」
教師はあまりに本気の
入れ! と教師が言ったとき、
教室のドアが激しい音を立てて開いた。
クラスの人たちがビビって目を丸くした。
「ウフフフフフフノフ!! ピアチェーレ‼ 今日からよろしくお願い申しあげる!!」
そのとてもふざけた声はやはりあの時で会った、『九頭身、白目男』である。
そのせいで僕の魂は半分抜けた。
周りは、「目ぇ合わせるなよ……死ぬぞ!?」「ぴあちぇーれってなぁにー?」「待ち、ぐぅぐぅせんせーに聞くー、」「転校生怖いお〜〜怖いお〜」 と、騒ぎが起きていた。
「俺の名は、漆黒の(coraggioso)コラッジョーゾだ! まぁ、お前からしたら、“ジョンキー凹凸(おうとつ)”が真名だと言っておいた方が良かろう。暗黒のcoraggioso君とは、ダイダイダイ親友ですのよ!! あ、ジャスティース青田さんのことね! ごめんごめん!」
と、一人で喋りだす、漆黒のコラ…ジュ…コラジョ? なんたらにみんな目をまるくする。
しかも厨ニ臭い。 もうこれは臭い。
まず、ジャスティース青田て誰か僕達は知らないし…でも、一人だけ知っている人がいた。
「ぇぇぇぇ!? じ、ジャスティース青田さんと大親友なの!? マジで!?」
すごい食いつきの木林君。 もう嫌な気しかしねぇですな。
「勿論!! 嘘をついたことは、人生のうち、150億くらいしか、無いですから。」
それ、多くね?! と叫びそうになった口を慌てて押さえた、これ以上は駄目。
変人とは、仲良くなったりしないんだから……。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます! 更新頑張ります! (2018年3月15日 17時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます!更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います! もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…(4つ目のコメント)評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
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