【超オリジナル】凹凸すぅぱぁわんだふぉー！！

第二わんだふぉー【てんこーせーの件】 ページ6

((昨日はよくわかんないことがあったけど、今日はまぁ、いつも通り…、))






、








、









(いや、そんなに見ないでくださいよ、だから、いつも通りだって言ってるでしょう…？)



僕はいつも通り、いつも通り……、と、心の中で繰り返していると、僕の歩いてる道の前に先輩がいた。

と、思ったが、違う。あの二人組に見えたのだが、どうも違うようだ。



危ない。



こうやって声をかけて、違う人、というパターンは絶対に恥ずかしいから。

それでも僕はなんだかやっぱり、あの先輩達な気がして、やっぱり声をかけてみることにした。

「あの……」

僕は少しもじもじしながら、二人の後ろから声をかけた。

そう…！

知らない人だったら絶対に嫌だから、あの…、で一応声をかける！

これで違ったら、あ、すいません人違いでした、で済ませよう！それで良し！

本当に先輩だろうか、やっぱり違うかも。

僕の体に不安がじわじわと襲ってくる。



「あ、梅沢だ。」

「う、梅沢！」


二人は振り向いて、僕の名前を言った。

不安がすっとなくなっていくのが分かった。



この声はやっぱりあの不良先輩二人組。

だけど、雰囲気が違うようだ。


「ごめんな、ホント、昨日……、いや、今までずっと…、」

先輩は僕の方をちゃんと見て謝ってくれている。

そうだ。なんだか雰囲気が違うなと思ったら、

先輩、なんだかハーブの香りがする。

僕そうゆうにおいも、あんまり好きじゃないんだよなー



くっさーー。



「なぁ、オレたち、もう不良なんてやめたから。髪の毛だって黒くしたし、制服のボタンもちゃんとつけるよ、授業もまぁ、頑張る。」

もう一人の先輩も、僕の方を見ていった。


あー、うん。勿論知ってましたとも。



そうだよね、なんか、髪型とか、色とか、変わってるねぇ、勿論最初っから分かってたから！うん。

雰囲気が違うなと思ってたのはね、そーゆー事だったんだよ。うん。

ホントだから。ハーブとかは、うん。そんなの知らない。僕ハーブなんて知らない。

何なんだよハーブって、ハーブハーブハーブハーブハーブハー、ブハーになるじゃん。

味噌汁飲んだ後かっツーの。



「先輩。ハーブのニオイもしますよね。」




あーーー、なんか言っちゃったよ！僕のバカーー！


いや、！だってなんかさ、気になっちゃったもんはしょうがないでしょうが！！

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