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僕や、クラスのみんなが目を覚ましたのは、ちょうど二時限目の教師が教室に入る寸前だった。
一斉に顔をバッと上げ、右手にはシャーペン、机の上にはテキストや、教科書がしっかりと揃われている状態で、二時限目の教師の事をみんながじーーっと見つめている。
いつもはワチャワチャとうるさいクラスが一瞬にして、やる気に満ちたクラスになっていた。
まるで催眠にでもかけられているように。
教師は、そんなことで、「みんな! やっとやる気がでたんだな! 先生嬉しいぞー!」
と感動しながら教卓に行く。
でも、僕と木林くんはさっきあった事にまだ動揺して落ち着けない。
すると、また頭の中にジョンキー君の声が聞こえてきた。
『さっきは大変すまなんだ。 もう分かってるかもしれないが、クラスのみんなには、しっかりと授業に集中するよう、催眠をかけたんだよ。』
その声は木林くんにも聞こえているようで、殴りが書きで“マジでぇ!?”とノートに書いてあるのをジョンキー君にみせる。
『そうさ、僕にはご覧の通り、超能力が一部使えるのさ。 勿論、まだ修行中で使えないのも……うん……。 建物の修復だって、存在だって消せるさ。 信じてくれるかい?』
ジョンキー君は、僕と木林くんをゆっくりと見ていた。
やはり、ジョンキー君には、超能力が使えるんだ。
僕は信じることにした。
だってジョンキー君の能力は、完全に人間離れしてる。 と言ってもいいほどだから。
僕は、この運命に任せようと思う。 変人扱いなんて嫌だが、もしかすると、ジョンキー君と一緒にいれば、何か、すごいことが起きそうだったから。
普通の高校生活をしたかったが、こうゆうのも、もしかすると良いのかもしれない。
梅沢 利光。
通称 アプラちゃん の人生は、ここから大きく狂っていくのであった。
作者のヒトコト……
もしかすると、アプラちゃんがあんなに変人を避けてきたのに、信じることにしたのは、
これもジョンキー君の催眠だったのではないか……
と作者は思ったよ……。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます! 更新頑張ります! (2018年3月15日 17時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます!更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います! もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…(4つ目のコメント)評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
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