# ページ13
「フム、なんとも平凡な名だな。覚えにくいな。」
「え、ええ〜……んなこと言われてもさ……」
僕はなんかよくわかんないけど焦って、ワタワタしてしまう。 そこに前の席の木林くんが後ろを向いて話しかけてきた。
だけど、様子がおかしくて、なんだ？ と思っていたら、涙を流していた。
「拙者の名は、木林雄大……、さっきの歌……。感動ものでごじゃる……。ジョンキーく"ん…… 何でござる？ 自作？」
「嗚呼、その通り、この漆黒のジョンキー様の自作だっ！！」
「へ、ヘェ。なんかすごいねぇ？」
僕はテキトーに褒めておく、するとジョンキーくんは、ウフフフフフ！ と目をキラキラさせて、
「まさか、理解者がいたとはっ！！ 忍者とオカマ！！ オレらはもう親友じゃーい！！」
と、手を大きく広げたときに、ジョンキー君の腕時計がピピピッと鳴った。
そして、ジョンキー君の顔が驚いた顔になり、
「せ……せぇんせぇ…、スイマセン、ぐはっ」
と、血を吐いてぶっ倒れた。 突然の出来事にクラスが騒ぎ始めたのを教師が宥める。
「えっとだな 冷静を保てぇ！ 冷静を！ そうだぁ！ 檸檬をつけよう！！」
そう言った教師が一番冷静を保てていないので、みんな聞く耳立たず。
僕も驚いて、ジョンキーの近くに近寄って「大丈夫？」と肩をポンポン叩くと、ジョンキー君の手がピクピクと動き、『オレと一緒に来い……』と脳内にジョンキー君の声が響く。
しきりに僕は「は？」と言う顔を見せると、
「大丈夫だよ……先生。 オレは梅沢くんと木林くんと保健室に言って参る……」
ﾒｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞと目を光らせ、口の血を拭きながらジョンキー君が言って僕と木林くんの腕を引っ張って教室をでた。教師が後ろから「大丈夫なのか！？」と聞いてきたが聞こえないふりをしているようだ。
*
僕が保健室に入ろうとしたが、それをジョンキー君が止めてきた。
「待てっオカマ梅郎！ オレは極めて健康的なのだ。 ちょっとお前らは一旦お口にチャックしてついてこい。質問は一つも受け付けん！ 分かったら…いや、分かってなくてもとにかく来いっ！！」
僕はオカマ梅郎て何！？ と聞こうとしたら本当にジジジ……と口の左の方からジッパーが出てきて“お口にチャック”をされて、驚きと動揺でワサワサしながら口をモゴモゴさせる。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年3月15日 17時) (
レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます！更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います！ もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…（4つ目のコメント）評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
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