有名なあの白い部屋【プロセカ】【神高男子】

ハグ【青柳冬弥】 ページ3

でた。でたよ。この部屋。


頼む、変なおっさんとかはほんとにヤダ。


あわよくば、イケメン高身長男子がいい。


少女漫画みたいな。((((


『と、冬弥だっ！！』


来たわ、イケメン高身長男子。


冬「A？ここはどこだ？」




『あっ、説明するね』



冬「じゃあそのお題をクリアしないとドアは開かないということか。」




『そゆこと、で、肝心の紙は…あった！』



冬「なんて書いてあるんだ？」



えっと〜？？



『え…、いやちょっとまって？』



もう一回見よう。そうしよう。



『まじか…急にハードル上がるなぁ』


手繋ぎの後は”見つめ合う〜”とか”お互いの好きな所を５個言い合う〜”とか


そんなんじゃないの！？！？


世間はそんなに甘くないってか。まじか



冬「A？大丈夫か？」


『う、うん。冬弥、ちょっと、、、いやでも見なきゃだめだしな…』


私は恐る恐る冬弥に紙を渡した。



冬「ハグをしないと出れない部屋、か。」



『うん、私は大丈夫だけど、冬弥嫌だったりしない？？』



冬「大丈夫だ。」



そういって両手を広げてくる冬弥




えぇ〜い！！こうなったらヤケクソだ！


ｷﾞｭｳ…



やばい…ちょっとすっぽり収まりすぎでは？


身長が丁度いいのか？？



ｶﾞﾁｬ…




『あ、開いた…！って冬弥？？』



冬「開いたのか…、」



なんかシュン…ってしてますけど。


ねぇ。



『もうちょっとする？』




そう言って両手を広げたら



冬弥はﾊﾟｱっと顔を上げて私をぎゅっと包み込んだ。



少し安心する。


少しというかだいぶ。




冬「…出るか。あんまり長くここにいたらだめからな。」



『そうだね…！私行きたい所あるの、冬弥も一緒に来ない？』



冬「この後、なにも用事がないから付き合おう。」


『ありがとう！！』



ハグって予想以上に暖かい。

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