数センチ ページ19
これは…夢？
それとも…現実？
しばらく…逢わなかっただけで…
こんなにも、恋しくて…
恋しくて…
あなたを…思い出さなかった日はなかったの。
だから今…
あなたのぬくもりや…
あなたの匂いを感じているのは…
夢…じゃないよね？
やっぱり…
…パチ。
『……チャ……ンミン？』
いつものように…
私を抱きしめて眠るのは…
あなただけ…だから…。
『……んぁっ……？あっ……おはよ……A……(笑)』
少し掠れた声で…
そして…甘く…囁いた。
『……チャンミン……風邪……』
『あっ……あぁー……忘れてた…(笑)だって…僕より苦しそうにしてる人…見過ごせないから…』
『……』
『あっ…そうだ……』
『……(ドキッ)』
チャンミンは…
私の前髪をゆっくり上げ…
おでこを…ぴたっと…くっつけてきた。
私の心臓が…破裂しそうなくらい…
ドキドキして…
思わず…ぎゅっと…目を瞑ってしまったんだ。
『……目…開けて？』
『……んっ……』
ゆっくり目を開くと…
チャンミンの笑顔が見えて…
『…熱…下がったみたいだね…よかった…(笑)』
『…チャンミン…』
『…お腹空いたでしょ？(笑)倒れた後…冷蔵庫見たけど…何もなかった(笑)それならそうと…なんで僕に、連絡しなかったかなぁ…』
『…だって…チャンミンに移ったら…怒られちゃう…』
『……ふっ(笑)別に……僕は…移っても…よかったのに…』
『……あっ……』
チャンミンの…
指先が…
私の頬に触れ…
震える…唇をとらえた。
『……A……』
『……チャ…チャ……ンミン……』
ゆっくり…
ゆっくり…
近づく…
チャンミンの唇…
ずっと…
ずっと…
出逢った時から…
私……
チャンミンのこと……
ピピッピピッ…
『！？』『！？』
あと…数センチだったのになぁ…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 388人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モコ(プロフ) - けぃたんさん» はじめまして、コメントありがとうございます！ようやく…お互いの想いを伝えあった二人です。第二章では、前に進み始めた二人を、どうぞよろしくお願いします！ありがとうございます！ (2018年7月13日 21時) (
レス) id: b6960d39e9 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - wakaさん» すみません！下書きのつもりが、間違えて公開にしてしまいました！今、第二章公開になりましたので、引き続きよろしくお願いします！ありがとうございます！ (2018年7月13日 21時) (レス) id: b6960d39e9 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - もしかして次の章はパスがないと読めないのかな？？ (2018年7月13日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - 初めまして(´^∀^｀)なかなか想いを伝えられない2人でしたが何とかくっつきましたね。第2章も楽しみにしています(*^ω^*) (2018年7月13日 20時) (レス) id: 34cfe6beec (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - りんさん» はじめまして、コメントありがとうございます。リョウク、出しちゃいました！チャンミンとリョウクの組み合わせ、好きなんです！まだまだ始まったばかりですので、最後までよろしくお願いします！ (2018年7月12日 21時) (レス) id: b6960d39e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モコ | 作成日時：2018年7月10日 20時
