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いってらっしゃい ページ41

ダイニングへ戻ってくると彼はソファからダイニングテーブルに移っていた。

私はEarthの前にコーヒーが入ったマグカップを置いた。

「Aさん・・・昨日の夜
俺・・・酔った勢いでばあちゃんの事頼んじゃって・・・すみませんでした」

彼がいきなり立ち上がって言った。

「改めて・・ばあちゃんの事・・お願いしてもいいですか」

この人は真摯な人なんだな・・と

真っ直ぐに私を見るその瞳を見てそう思った。

「智久くん。実は私からもおばあちゃまのお世話をさせてもらえないか頼みたいなって思ってたの・・・」


「ホント・・ですか?」
彼の顔が笑顔に変わる
笑うとエクボが出来るんだ・・
そんな小さな発見が新鮮だった。

「おばあちゃまといると楽しくて・・・なんだか・・あなたのおばあちゃまって
お母さんみたいでもあるし・・・お姉さんみたいな気もするし・・・でもとても仲のいい友達みたいな感じなの・・」

「ばあちゃんの事よろしくお願いします」

「こちらこそよろしくお願いします」

そのあと・・・
おばあちゃまの病院から連絡があって話したいことがあるから来てもらえないかと言われたけど今日は仕事があっていけない。
代わりに先生の話を聞いて欲しい。
彼はとても申し訳なさそうに言った。

よく考えればなんとなく無謀な申し出かもしれないけど私はその申し出を受けた。

それから・・Earthはコーヒーをおかわりして
お昼を少し過ぎたところで出かけて行った。


玄関まで彼を見送りに出た。

「Aさん・・・ありがとうございます。
朝ご飯もごちそうさまでした。また・・・」



「また・・・ご飯食べに来てもいいですか」
Earthの言いかけた言葉の続きが
この言葉だったら嬉しいのに・・・
そう思いながら

「また・・ごはん食べに来てね」
と声をかけた。



「行ってきます」
爽やかな笑顔を見せてくれた彼はすでにアイドルの顔になっていた。


「いってらっしゃい」
私は遠慮がちに小さく手を振ってEarthの姿が見えなくなるまで見送った。

おばあちゃまの名前→←上気する頬



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Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

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