占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:2,644 hit

【P】依頼 ページ34

「さっきのですね」

Aさんは手際よくシェーカーにカクテルのベースとなるお酒を入れるとシェーカーをふりはじめた。

いきなりの出来事に俺は一瞬なんだか訳がわからなかった。

だけどその姿はなかなか様になっていて
妙にカッコイイ



「はい。どうぞ」

あっという間にキレイな色のカクテルができあがった。



「俺とAちゃんの出会いに」
とかなんとかキザなことを言ってカクテルグラスをわざとらしく掲げているリリーさんは
もうかなり酔っている。

ああそうか。
さっき俺がビールを注文したとき
みんなからブーイングが起こったのは
こういう事だったんだ・・・

「Aさんすごいですね。もし俺がバーテンダーの役やることになったら
カクテルの作り方とか教えてほしいかも」

Aさんは少し照れくさそうに
でも嬉しそうにニコニコ笑っていた。

そのあとも彼女はリリーさんのヘビィな下ネタに嫌な顔もせず付き合い、
注文を受けてはカクテルを作り
とても楽しそうだった。

俺もリリーさんにつられてお酒がすすみ・・
珍しく少し酔っ払っていた。

どれくらいの時間が経ったのか・・・
Aさんが俺を小さく手招きした。

「そろそろ帰ろうかと思うんですけど・・・」

時計を見ると午前1時を過ぎていた。


リリーさんとその仲間たちは
「まだまだ夜はこれから〜」
なんて騒いでいるけど

奏も
「タクシー呼んだわ」
と気を使ってくれた。

同じマンションに住んでるのに
彼女を一人で帰らせるわけにもいかず
俺も一緒に帰る事にした。

奏とはハグしてチークキス
他の男たちからも散々別れを惜しまれていた。


奏の店は地下にある。
階段を上がりきったところで
俺はよろけて
思わずAさんの手を取ってしまった。

「大丈夫?」

Aさんは俺を支えるような格好で
俺を覗き込むように言った。

彼女の髪が夜風に煽られた時・・フレグランスが甘く香った。

Aさんの香りだ・・・
酔っ払った頭でそう感じた瞬間・・・

俺の口は
俺の思考を無視して
突然言った。

「Aさん・・・俺のばあちゃんの・・・お世話を頼んでもいいですか・・」


そうじゃん!!
これをAさんに頼むの事が今夜のミッションだったんじゃん・・


「ホントですか!?」
Aさんはかなり力強くその一言を言った。


そして彼女は俺の両腕をしっかりホールドすると
「thank you!!」
と言って一瞬・・俺に抱きついた。

上昇→←【P】どした?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。