占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,627 hit

バーで ページ30

アイドルの彼と二人で食事なんかして大丈夫なんだろうか・・・と心配していたんだけど
そんな心配は全く無用だった。

そこは常連さんしか来ないという小さな・・でもとても居心地のいいバーだった。
カウンターに並んで座った。

「ここのオムライス絶品なんですけど、オムライスでいいですか?」
なんだかとても嬉しそうに彼が言った。

私たちの他にお客さんがいなかったのでママの面白いトークで盛り上がりながら
楽しく絶品オムライスを食べた。

私は思わずママにレシピを教えてとお願いしてしまった。

ここのママは女装してるけど男性だった。
「おネェって言うのよ」と
日本の事情に疎い私に優しく教えてくれた。

どうやら私と同年代だということもわかった。

「Aちゃん。あたしのこと奏ちゃんって呼んでね」

「ママねホントは奏治朗(そうじろう)っていうんだよ」
Earthがちゃかすように言った。

「トモったら本名言わないでよ」
怒ったフリをしてママが答えた。

「わかったわ。これからは奏ちゃんって呼ぶわね」



彼は食事の時からビールを飲んでいたけど
私は食事の後にモスコミュールを注文した。


「Aさん改めて・・・いつもばあちゃんのことありがとうございます」
礼儀正しい彼は私の方へ向き直りグラスをかかげて丁寧にお辞儀をした。

「そんな・・・私の方こそ・・すごくお世話になってるんです・・・」

「もうばあちゃんったら毎日AさんAさんってそりゃもう嬉しそうなんですよ」

私とEarthはおばあちゃまの話題で盛り上がった。


ふと話題が途切れた
Earthはビールジョッキについた水滴を左手の親指と中指でこするようにしながら
何か考え込んでいるような顔をした。


「あの・・・」
ふたり同時に同じ言葉を発した。

私とEarthは顔を見合わせて笑った。

私は言った。
「おばあちゃまこれからどうなさるんですか?」

「そうなんですよ・・・実は・・・」

彼がそう言いかけたとき
彼のiphoneが鳴り始めた。

仕事の連絡らしかった。

電話を切ってから彼が言った。
「Aさん・・ごめんなさい。マネージャーから・・・」

「あ、そしたら・・・」
私が立ち上がろうとすると

「あ、そうじゃなくて・・・ちょっと出てくるので
もしよかったらここで待っててもらえますか?」

私は首を縦にふって答えた


「よかった・・・じゃあちょっと行ってくるので・・・すみません」
そう言うとEarthはあっという間に店から出て行った。

カクテル→←ルリ子



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。