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指紋認証 ページ21

Earthがおばあちゃまを迎えに来たのは結局夕方だった。

彼が来た時おばあちゃまはちょっと遅めのお昼寝をしていた。

「お世話になってしまって・・・本当にありがとうございます。
なんてお礼を言えばいいんだか。これ・・・」

差し出されたのは和菓子の包みだった。

「和菓子なんて久しぶりありがとう!」

「ここの和菓子ばあちゃんの好物なんで・・」

私は
「ここに座って」とリビングのソファを指差してキッチンへ向かった。

飲み物を持ってリビングに戻ると彼はテーブルの上にあったiphoneのマニュアル本を手に取っていた。


「もうこれ読んだんですか?」

「昨日あなたの電話番号だけなんとか入力したけどなんだかチンプンカンプンで」

「ふふふっ」
Earthは小さく笑うと

「iphoneありますか?」と言った。

私がiphoneを渡すと彼は時折私に質問をしながら慣れた手つきでiphoneを触りいろいろ設定してくれた。

こんな偶然ってあるんだ・・・
私は彼の向かい側に座ってその様子を不思議な気持ちで眺めていた。

クラブでぶつかった時
なんてキレイな顔をしているんだろうって思ったけど・・・

ホントにキレイな顔してるわ・・・
私はEarthの顔に見とれながらそんなことを考えていた。


「Aさん」

「はい?」

彼にいきなり右の手首を掴まれた。
驚いて手を引っ込めようとした。


「指紋認証!」

「指紋認証?」

「俺が今説明したの聞いてました?」

いやぁ
あなたの顔に見とれて聞いてなかったとも言えないし・・・
「ごめんなさい・・・ちょっとぼーっとしてた。」
そう答えた。

「そうか・・・ゆうべばあちゃんのいびきでよく眠れなかったんでしょ。
結構うるせぇんだよね。ばあちゃんのいびき」
そう言ってまた「んはははは」と笑った。

「Aさんのiphone、指紋認証できるから登録するといいと思って。
ちょっとこっちに来てもらえますか?」彼は自分の隣を指差した。

私はEarthの隣りに移動した。

「ここにこんな感じで指をくっつけて・・・」

示された通りにやってみるけどなかなかうまくいかない・・・

3回エラーが出たとき

「おかしいな・・・えーと・・ほらほらこういう風に」
私の右側に座っていた彼が私の右手の親指を支えるように持った。

息がかかりそうな程接近してきたEarthの顔に・・ちょっとドギマギする自分がいた。

登録はEarth→←ともくんに電話



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Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

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