入れ替わり(2) (ページ48)

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スキャンダルページ48

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やっとの思いで
一応、美玲と付き合ってる説？の誤解を解き
荷物を降ろし、いつものポジションに座ると
後ろから隆と亮に声を掛けられた。

隆「来る時、大丈夫だった？
記者の人ちょー居たんじゃない？」

『あー、そうなんだよ
来る時、どっから場所
特定されたのか知んないけど
マンション付近にめっちゃいてさー
なんとか渋谷さんに迎え来て貰って
なんかこそこそ変装したりして
来るの、ちょー大変だった(笑)』

亮「朝っぱらから
おつかれさん(苦笑)」

『さんきゅ(苦笑)
明日からほとぼりが冷めるまで
事務所がホテル用意してくれるとか
なんとか言ってるけど、なんかな…』

隆「ホテルか…
睦月、嫌いだもんね(苦笑)」

『…うん』

亮「てか…ほ、本当に…
付き合ってねーの？」

『はぁっ？
だから無いって
言ってんじゃん！
何なんだよ、亮まで…』

朝からずっとこの話題で
若干苛立っていたせいか
亮に少し強く当たってしまった。

亮「や、お前に
彼女なんて出来たら
なかなか遊べなくなるし…
寂しいな…とか思って…さ…」

亮から出た意外な言葉に
苛立ちも吹っ飛び

『ふふっ(笑)』

と、つい少しだけ
笑みが零れてしまう。

亮「な、なんだよっ/////」

『や、亮がデレてるの珍しいから(笑)』

亮「うるせーよっ/////」

『……ヤバい、しぬ』

亮「え？」

『むり…
総悟がデレてる…
え、ヤバい！しぬ！
もっと…もっともっと
その表情下さいぃぃっ！』

亮「はははははは(苦笑)」

隆「…通常運転でよかったよ(苦笑)」

『まぁ、冗談はさて置いて…』

隆「絶対、冗談じゃなかった！
ちょーヲタク全開だったから(笑笑)」

亮「本当…
ぜってー嘘だわ(苦笑)」

『あはは、バレたか(笑)
まぁ、とりあえず、美玲とは何も無いよ。
美玲とは、本当にただの親友だし。』

隆「うんうん、だね。
ありえないもんね。
庇ってるとかじゃなく
まず、ありえないんだよね(笑)
従兄弟の俺も言ってんだし、ね！」

亮「そっか…」

なんか亮の顔が少し寂しげに見えた
亮のそんな顔を見るのが嫌で
本当の事を話す事にした。