55 新たなスタート ページ5
あれから十一年後…
私は、夢である漫画家を目指す為に実家を離れ、美術の専門学校に通いながら一人暮らしをしていた。
サァァ…
A｢帽子が！｣
ガシッ
A｢！｣
栗色の髪をした背の高い男の人が帽子をキャッチした。
A｢あ、あの…｣
？｢はい。｣
A｢ありがt…！？｣
男の人の顔を見た途端、思わず目を見開く。
？｢どうかしましたか？｣
A｢…もしかして、アンドレア君？｣
？｢っ！A…Aなのですか？｣
名前を言われた瞬間、一粒、二粒と涙がこぼれ落ちる。
A｢アンドレア君！｣
ギュッ
人目なんかお構い無しに、アンドレア君の身体に思いっ切り抱き着いた。
A｢また、こうして会えるなんて…。｣
ア(イ)｢A…。｣
A｢ご、ごめん！私ったらつい…。｣汗
ア(イ)｢どうして謝るんですか？十一年振りに再会出来たんですから…あの時見たいに笑って下さい。｣
…
言われた通りに従い、灼熱の太陽にも負けないような満面の笑みを作った。次の瞬間、ある事を思い出す。
A｢そうだ！あの返事の事なんだけど…。｣
ア(イ)｢？｣
A｢私ね、アンドレア君の事…だ、大好きだよ///言葉だけでは言い表せないくらい。｣
ア(イ)｢…本当ですか？｣
A｢うん！｣
ギュッ
A｢！｣
ア(イ)｢とても嬉しいです。｣
力強く抱きしめてきた。そして、ゆっくり離れる。
ア(イ)｢初めて会った時は、友達として関わってきました。…ですが、僅かな時間を過ごしていくうちに君の魅力に何時の間にか惹かれている僕がいました。…A、この僕と結婚を前提にお付き合いしてくれませんか？｣
まさかの告白に口の震えが止まらなかった。勿論、返事は"YES"だけど…彼はイタリア人で私は日本人。先の事を考えずに易々と返事なんかしたら…でも…。
A｢不束者ですが…宜しくお願いします。｣ニコッ
これは神様が与えてくれた奇跡なのかも…皆、ありがとう。
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しおり(プロフ) - A☆Kさん» 今まで沢山のコメントをありがとうございました！そう言ってもらえてとても嬉しいです！番外編もお楽しみに☆ (2018年11月24日 20時) (
レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
A☆K(プロフ) - しおりさん» 完結おめでとうございます！最後は凄く泣けました！番外編も楽しみにしていますね！ (2018年11月24日 20時) (レス) id: b41320905d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - こころさん» いえいえ！番外編スタートまで暫しお待ち下さいませ！ (2018年11月24日 19時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - ありがとうございます！いっぱい番外編を楽しみにお待ちしています！応援しています！！ﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ (2018年11月24日 19時) (レス) id: 42b180ba7c (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - こころさん» 最後まで読んで下さり本当にありがとうございました！ほぉー、番外編ですか！…折角のリクエストですし、期待に応えられるよう頑張って更新してみますね！ (2018年11月24日 19時) (レス) id: 3504932f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2018年11月4日 15時
