緑41 ページ42
ナワーブside
今日の敵…写真家だよな？
俺は間違っていないと思う。触れる暗号機の傍には見慣れた憎き撮影機。
シンシンと降り続ける雪を被りながらかじかむ指先で解読を進めている。
何がおかしいって…写真を撮らないのだ。今日は表世界で行動する気分なだけかもしれない、と初めこそ思ったのだが。
《ハンターが近くにいる！》
《注意！ハンターが目標を変えた》
これが飛びかっているのだ。
編成的に…トレイシーでも探しているのだろうか。
「はぁ…やっと見つけた」
「うおっ？！」
バチンッ
調整を失敗する。突然現れやがってっと思ったが、心音に気付かないほど疑問に集中していたのか…。
「初手で会いたくない時はだいたいお前なのに、今日は探すのに苦労したよ」
「あ？探してたの俺かよ、何か用か？」
戦意を全く感じないところをみると、何か話があるのだろう。こちらとしては、こんな暗くて寒いマップは早く出たいところなのだが。
「因みに聞くが、彼女は今日…ここを観戦しているかい？」
「んー、俺のかっこいい所見て欲しいって言ったことはあるが…って！俺はそこまで束縛しねぇよ！！」
「じゃあ…まあまあ可能性はあるって事か」
せめてツッコミは入れて欲しかった。
何が言いたいのかさっぱり分からない俺は、だいぶ見当違いな回答をしているようだ。
「この試合、君達の勝ちでいいからさ。終わったらすぐに私に会いに来てくれないか？必ず…��君、一人で��」
「！！」
Aの事を聞いて、呼ぶのは俺一人…？
そんなの、100%Aの内容だと言っているようなもんだろ。
断る理由などない。
「分かった」
「じゃあ、私はここで待っておくから早くしてくれ」
それだけ言うと、写真家は傍にあった木箱に腰を掛け、サーベルの手入れをし始めた。
「いや、そこに居られるとスキルチェックしんどいんだよ」
「攻撃されないだけありがたく思え」
「フクロウはともかく…独占欲も三振りしてるだろ」
「異常が希望かな？」
「鬼畜かよ！」
俺にとって、これまでの試合で一番キツい完全勝利となった。
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朱璃(プロフ) - uruさん» 無常！良いですよね、かっこいいですよね(嬉)！！それにしても傭兵君ってめっちゃ人気なんですね〜♪かっこよくて可愛いから…当たり前かなw (2021年11月26日 9時) (
レス) id: d7c7228678 (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - 作者様の推し、分かります( ˇωˇ )ちなみに私は無常が再推しで傭兵が推しです (2021年11月25日 22時) (レス) id: 8bf1a19eb7 (このIDを非表示/違反報告)
朱璃(プロフ) - RENKAさん» うあぁぁ、ありがとうございます！！(嬉)いい子達に育つよう頑張ります〜♡♡♡ (2021年11月15日 15時) (レス) id: d7c7228678 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - 朱璃さんは絶対良いお母さんになりますね！…なんか感動してきた(笑)本当におめでとうございます👏🎉 (2021年11月15日 2時) (レス) @page50 id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - お久しぶりです！それとご出産おめでとうございます！🎉💓出産お疲れ様です！元気にご成長されることをお祈り申し上げますm(*_ _)m (2021年11月15日 1時) (レス) @page50 id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱璃 | 作成日時：2021年10月20日 20時
