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山田side
「話してくれてよかった。」
ふっか「え、」
「病棟から抜け出しちゃったこと、
ちゃんと反省してるんでしょ？」
ふっか「はぃ…」
「じゃあもういいよ！
何も出来なかったのは、気にしなくていい」
ふっか「でも、」
「翔太が倒れちゃったのは、
ふっかのせいじゃない。
ここにいるってことは、翔太もふっかも急に倒れちゃうかもしれない可能性があるからだよね？
ふっか「うん…。」
「だから、ふっかのせいじゃないの。
ただ阿部先生や宮舘先生は、ふっかたちがいつも元気でいられるように常に色々考えて全力を尽くしてるんだよ。
先生たちだけが頑張るのは違うよね」
ふっか「うん」
「翔太と、
一緒に高校生になるんでしょ？！」
ふっか「うん…笑」
「その夢、ちゃんと叶えよ。
ここで過ごす日常がしんどくなっちゃう時はいつでも話し聞くからさ！」
ふっか「…ぁりがとぅ。」
「うん！」
小さい声だったけど、ちゃんと伝わったよ。
康二「遅かったやん！おかえり！」
照「おかえり。ずっと待ってたんだよ！」
ふっか「ただいま。悪かったな！」
お部屋に戻れば、歳下の子たちの前で、
何事もなかったかのように振る舞っていて、
すっかりお兄さんになったなと感じた。
「じゃあみんな、
ちゃんと寝る準備するんだよ！」
3人『は〜い』
3人を見届けて、病室を後にした。
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staym(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます。応援していただけて嬉しいです！お応えできるように頑張ります！ (2021年12月5日 22時) (
レス) id: beb1229705 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - いつも楽しく読ませて頂いてます！ふっかの骨髄穿刺もみてみたいです。先生たちに反抗的な態度で受ける感じでお願いしたいです。応援しています (2021年12月5日 5時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：staym | 作成日時：2021年12月5日 1時
