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小走りで蛍とパイモンの元へ向かった。結構時間が経ってたから心配かけてないかな、と思った。
「蛍、パイモン!」
「A!どこ行ってたんだよ!」
「えへへ......ごめんね」
「でも見つかってよかった」
「でも、ごめんね。そろそろ帰らないと」
「帰り方が見つかったの?」
「うん、迎えが来てくれたんだ。そうだ!これお礼!」
とさっき空にもらった袋を渡す。蛍とパイモンは袋の中を覗き込んだ。
「大量のモラだぞ!?」
「こんなにもらえないよ」
「気にしないで。蛍とパイモンにはこのモラ以上の価値があることをしてもらったし」
ありがとう、と精一杯の感謝を伝える。本当に楽しかった1日だった。夢のような時間を過ごすことができた。
「ありがとう、蛍、パイモン。二人の旅がいいものになることを願ってる。もちろんお兄さんが見つかることも!......あっ!そろそろ行かないと。またね!」
「じゃーなー!」
「うん、またね」
手を振ってくれる二人に手を振り返しながら空の下に走り寄った。
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月海(プロフ) - けんとさん» わー!コメントありがとうございます!現パロいいですよね。頑張ります! (2022年9月24日 13時) (レス) id: f68382bc80 (このIDを非表示/違反報告)
けんと - 初コメ失礼します、え?神?尊い、、生きるかてをありがとうございます!特に現パロめちゃ好きでした、!応援してます (2022年9月23日 15時) (レス) @page13 id: a76f20d172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月海 | 作成日時:2022年9月5日 20時