ノスタルジア 瞳の中の暗殺者【名探偵コナン】

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コ「だがあんたは、その事件が再捜査されることを知ったはずだ」



風「米花署に移動になった奈良澤刑事からね…彼は同僚の友成警部が亡くなったことに精神的ショックを受け、カウンセリングに来たんだ…治療を通じて友成誠が警察を恨んでいることも知った…」




コ「それで再捜査により、警察の手が自分に及ぶ前に3人の刑事を撃ったのか…友成誠さんに罪を着せるため、現場に呼び寄せて…」




風「そうだ！奈良澤刑事と芝刑事の時は自分の声で電話をかけた…佐藤刑事の時は…」


コ「女性患者を診察した際に録音したテープを編集して、だろ？」



風「その通り！佐藤刑事を撃った時たまたま居た如月Aのことも、友成誠は目につけていたようだから利用させてもらったよ…まぁ、顔を見られたもんだから私からしても目障りな存在になったがな！」



わたし…友成誠さんという人になにかしちゃったのかな…？



あとすこしで思い出せそうなのに、その後ちょっとが思い出せない…！



コ「奈良澤刑事が胸の手帳を掴んで亡くなっていたことは、白鳥警部から聞いたんだな」



そう言いながらコナンくんは下に指をさしていた




下にいけってこと…？



風「私は彼の主治医だからね！」



コ「それであんたは、刑事の息子である友成誠さんを連想させるため、倒れている芝刑事の手にわざわざ警察手帳を持たせた！」




風「見事だよコナンくん…だが私が犯人だという証拠はないよ？佐藤刑事が撃たれた時、私からは消炎反応が出なかったんだからねぇ…」



わたしは恐る恐るコナンくんの後ろに移動した



コ「そのトリック、聞きたいんなら説明してあげるよ？」




風「なに！？」



そろそろ終わるかな、と思い私はコナンくんの下にある滑り台の方へ飛び下りた




コ「あんたが警察に捕まった後でな」




その言葉に続きコナンくんも滑り降りてくる




出口から出ようとしたが、犯人が待ち伏せしてる可能性も考えて、コナンくんと共に立ち入り禁止と書かれたゾーンへ走っていった





@冒険と開拓の島




『ここは…！』



コ「冒険と開拓の島の本島だよ！あの小島から、海の下をくぐってきたんだ！」




『そうなの…』





それからまたわたしたちは走り出した





するとまた拳銃の発砲



わたしとコナンくんは急いで岩陰に隠れた




風「まだ話の途中だったなぁ」





コ「(くっそ、ボートで追ってきたのか！)」





風「困るんだよ…君にあのトリックを解かれちゃ…」

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