ノスタルジア 瞳の中の暗殺者【名探偵コナン】

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貴女side



園「これが空手の都大会で優勝した時の写真よ！」




子供たちが作ってあげたかき氷を食べてる間、園子さんがお家からアルバムを持ってきてくれて、それをみんなで見てる



ほんとに都大会で優勝してたんだ…



トロフィーと賞状を持って、蘭さんと園子さんと3人で写ってる写真や、わたしが技を決めている瞬間の写真などがあった



園「覚えてない？」



『うん…』



ページをめくると私たち3人と男の人が写っている写真があった



園子さんと蘭さんの間に私がいて、その下に男の人




園子さんが男の人の頭の上に腕をおいてて、それに対して少し嫌そうな顔してる男の人、わたしがそれを見て楽しそうに笑ってて、その隣で蘭さんも楽しそうにピースしてる、仲良さそうな写真


『この人…』





園「あぁ、この人！工藤くんね！」




蘭「ほら昨日話したあいつよ！」




園「あんたの旦那！」





コ「(旦那じゃねぇって！)」




工藤くん…旦那…？





この人と付き合ってたのかな…？



哀「見覚えあるみたいね」




コ「ほんと！？A姉ちゃん！」




『ううん…でも』




園「でも？」




『なんだか、懐かしい気持ちがするの…どうしてだか分からないけど…』



歩「ねぇ！新一さんに会えば、思い出すんじゃない？」




元「そうだよ！連れてこいよ！」



園「それが出来れば苦労しないの！」



光「そう言えば、高校生探偵で、全国の難事件を解決してるんでしたね！」



歩「なんでAお姉さんも連れていかなかったんだろう！」



蘭「私も何度もそうあいつに言ったんだけどね…危険なことに巻き込みたくないとかなんとか…」




園「いったいあいつ、Aが大変だってのにどこほっつき歩いてんだか！」





そんな会話をしているとコナンくんは1人輪から外れて窓の外を眺めていた





そして夜、わたしは自分の部屋にある工藤新一って人と一緒に写っている写真たてを眺めていた



机に写真を置くってことはそれだけの仲なんだろうか…？


でもほかの棚の上には、園子さんや蘭さんと写ってる写真たてや、工藤くんにそっくりな男の子と蘭さんに少し雰囲気が似ている女の子と写ってる写真、色黒の男の子とポニーテールの女の子の間に挟まれてる写真など、たくさん置いてあった


わたし、お友達たくさんいたんだ…



そんなことを考えながら机の上の写真たてを見ていると、ノック音が聞こえ、返事をするとコナンくんが入ってきた

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