ノスタルジア 14番目の標的【名探偵コナン】

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(A、もう大丈夫だ





落ち着いて＿＿＿＿＿＿)







新ちゃん、が来てくれたのか、な








ぼやけた視界がゆっくりと正確になる









ちがう、コナンくんだ…








やっぱり、似てる…








わたしはコナンくんからペットボトルを受け取り、なんとか呼吸していた







すると今度はコナンくんが車に足が引っかかり、空気が足りなくなって気を失ってしまいそうになる









『(今度は、わたしの番)』








わたしはコナンくんを引っ張り、自分の口をコナンくんの口に押し当てた








ファーストキスがどうとか、今は関係ない







関係ないんだよ







わたしは口の中にあった空気をできるだけ全部コナンくんの口の中に吹き込み、そのまま気を失った





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
コナンside






A！







早くしないと…！








俺は伸縮サスペンダーで片方を車に引っ掛け、もう片方を近くの柱に取り付けた









車がやっと浮き上がり、そのお陰で挟まっていた足が外れたAも浮き上がってきた









そのAをおじさんが抱えて水面へと上がっていった






小「おい！A！A！！」







『ぷはぁっ、ﾊｧ､ﾊｧ､ﾊｧ…お、おじさ…』









小「コナンに感謝するんだな」









『ありがとう、コナンくん…』








そう言い微笑む彼女の顔を見ると、やっぱり可愛いな、って思うし







コ「(こっちの方が、ありがとうっていうか…)」









あー、絶対顔真っ赤だ、俺

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