ノスタルジア 14番目の標的【名探偵コナン】

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コ「あ、Aねえちゃん」






『ここだけ鍵かかかってる』






コ「ワインセラー室…」





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白「警部、異常ありませんでした」






宍「ほーなるほどー…となると、6は俺のことかもしれねぇなー」






奈「なんでぇ？」






宍「宍戸の宍には六が入ってんだろ？」






目「おぉ！確かに！」




コ「ほかの3人にも数字が入ってるよ！」



その鋭い洞察力はまるで…




コ「奈々さんは7、仁科さんは2、フォードさんは4、ほら、英語で4の事をフォーって言うでしょ？」




まるで…新ちゃんみたい…




小「そうか…それで3と1がいればすべて揃う…」






目「3ならいるぞ？君の目の前にな」






白「私の名前は、白鳥任三郎なんです。…でも流石に、1はいないようですね」





『新一…』





目コ「「え？」」





コ「(Aから新一って呼ばれるとなんかドキッとするんだよな…)」




『1は恐らく、工藤新一…彼のことかも知れません』








目「工藤くん、ここに来るのかね！？」






『いえ…でも、ふとそんな気がしたんです』






コ「(確かに…俺が小さくなってなければ、この事件に興味を持って当然付いてきたはずだ！ってことは、1はやっぱり俺のことか！)」








目「みなさん、念の為にお聴きしますが村上丈との関係は？」






奈「あるわけないじゃない！そんな男！」





ピ「僕もありませぇん」






仁「私はありますよ。エッセイストになる前は、犯罪ルポライターをやっていましたからねぇ。村上の事件を取り上げたことがあります」






宍「俺もあるなぁ。前に殺人犯の肖像という写真集で、村上丈を撮影したんだ」






目「その時、なにかトラブルは？」







宍「別になかったよ？」





奈々さんがなにか考えるような顔つきになった






『奈々さん、何か…』





奈「その人、8日前に出所したんだよねぇ？」






目「ええ。」






奈「じゃあ、関係ないか！…やだぁ！みんなマジになっちゃって！もうこんな話やめようよ！それより、あんただろ！？パリのレストランとかいうだっさい本書いたの！あれに載ってたオススメの店、超まずかったよ！あんたほんとに味分かってんのー？」




仁「失敬な！分かってるに決まってるじゃないですか！」





奈「だったら証拠見せてよ！あたし、旭さんへのお土産でこれ持ってきたんだけど…なんていうワインか当ててごらんよ！」

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