ノスタルジア 3【名探偵コナン】

エピローグ ページ47

逃れられない




まるでメビウスのように




囚われて___






「俺ら、2回目だな、これ」




『(わたしは3回目だよ)』







忘れられない





だからこそ、輝いているんだよね









「どこ行っちまったんだよ…A…」





『(こんなにそばにいるのに…ごめんね)』





君が教えてくれたもの





ずっと覚えてる






「あの星座が1番輝いて見える」





『わたしが教えたからだったりして〜(笑)』








今だって、いつだって






わたしたちは、 俺たちは、




何処へでも行ける







「俺たちは、2人なら何処へでも行けるさ」






『一緒に、行こう』






段々と鮮明になってくる記憶





これは、前世なのか







それとも＿＿＿＿＿＿？






彼女がこのことに気付くのは








もう少し先のこと







『この声は…あの顔は…聞き覚えもあるし見覚えもあるのに…誰だか…分からない…だれ、なの…？』






「俺だよ」






『おね、がい…もっと近くで＿＿＿＿』






ノスタルジア 3 完

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